関東ぶらりん旅

神社仏閣、B級スポット、ご当地グルメを楽しむ旅(散歩)

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北条氏政・氏照の墓所(神奈川県小田原市) ~幸せの四社巡り 11/11~

【2022/06/11 ぶら旅コース】
KOUJI SANDWITCH櫻木神社愛宕神社(平成30年参拝) → 大宮氷川神社

【2022/06/25 ぶら旅コース】
東京大神宮不二家

【2022/07/09 ぶら旅コース】
報徳二宮神社・報徳博物館きんじろうカフェ小田原城址公園鈴廣 北条氏政・氏照の墓所

 

北条氏政・氏照の墓所

帰りの電車まで時間があったので、カフェでコーヒーを飲みながら時間を潰していました。
スマホでなんとなく小田原駅周辺のMAPを見ていると『北条氏政・氏照の墓所』を見つけました。
MAP上では駅から数分程度の場所。
気付いた時には電車の発車時刻の20分前だったのですが、一か八か行ってみることにしました。
(電車に乗り遅れたら、また1時間待たなきゃいけませんでした。。)

 

 

氏政・氏照のお墓は、「おしゃれ横丁」というレトロな名前の通りの一画にありました。

 

 

北条氏政・氏照の墓所
北条氏政は、北条氏4代の領主。氏照は氏政の弟で、八王子城など5つの支城の城主でした。
天正18年(1590年)豊臣秀吉の小田原攻めにより小田原城が落城すると、5代領主氏直は高野山に追放され、父氏政とその弟氏照は城下の田村安斎邸(現南町)で自刃しました。
両人の遺体は、当時この地にあった北条氏の氏寺、伝心庵に埋葬されました。(現在、永久寺所有)
その後放置されていた墓所は、稲葉氏が城主の時(1633~1685年)北条氏追福のため整備されました。大正12年(1923年)関東大震災では墓所が埋没する被害を受けましたが、翌年地元の有志により復元されました。
(出典:案内板)

中央に3基並ぶ五輪塔
左から、氏照・氏政・氏政夫人の墓となっています。
塔の前にある平たい石は生害石といって、この石の上で氏政・氏照の切腹が行われたとの伝えがあるそうです。
夫人の塔の方が2倍は大きいのですが、、、家庭内でもそんな立ち位置だったのでしょうか???
供えられた花が生き生きしているところから、とてもよく管理されているのが窺えました。

 

 

幸せの鈴

この地に眠る氏政・氏照は、今もなお民の願いを叶えてくれるそうです。
鈴に願いを込め、叶ったらその鈴を返しに来る『幸せの鈴』
その鈴が入った箱を探したのですが、どこかわからず・・・。
まぁ、たまたま見つけて来ただけなのに、願いを叶えろというのも図々しいですね。
氏政と氏照が箱を隠したのかもしれません。笑

 

 

墓所を囲う柵には、たくさんの鈴が結ばれていました。
これだけの人の願いが叶ったなんて、ご利益がありそうです!
今で言う「パワースポット」になっているのでしょうか?
鈴の色をみると新しいものから古く錆びたものまでありますね。
ご利益はともかく、今もこれだけたくさんの人がお参りに来ているというのも素敵だなと思いました。

 

* * *

 

おしゃれ横丁も気になったのですが、電車の時間が刻々と近づいています。
お墓の前でそっと手を合わせ、駅に戻りました。
電車もギリギリのところで乗ることができました。

 

 

旅の終わりに・・・

【ぶら旅メモ】

交通費:4620円
参拝費:1310円
観光費:1220円
飲食代:1740円
お土産代:3850円
合計:12740円
歩数:12785歩

これにて『幸せの四社巡り』が無事終わりました。
千葉・埼玉・東京・神奈川と1都3県、短期間で回るのはなかなか大変でした。。
神社以外にもグルメや観光を楽しんでいたので、ブログを書きながら四社巡りがメインテーマであることを忘れてました、、、それだけ充実した旅だったのだと思います。

今回参加した『幸せの四社巡り』は期間限定で開催されているものです。
私は今までこういった企画ものには手を出してこなかったのですが、今回参加した理由は小田原城でした。
前々から行きたいと思いながらも、なかなか行きやしない。
なので、期間限定で否応なしに行かざるを得ない状況を作りました。
こういったイベントも参加してみるといいものですね。
報徳二宮神社はこれをきっかけに知ったので、それもよかったです。

幸せの四社巡りは「第1期」とあったので後にも続くものと思われますが、今期は8月31日までです。
次回は別の神社で行われるのでしょうか?
行ったことのない神社があったら、また参加してみようかなと思います。

 

 

 

 

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【北条氏正・氏照の墓所
所在地:神奈川県小田原市栄町2-7-8
アクセス:JR「小田原駅」より徒歩2分
駐車場:無
(※2022年7月9日時点の情報です。)

スライムかまぼこ・あげかま/鈴廣(神奈川県小田原市) ~幸せの四社巡り 10/11~

【2022/06/11 ぶら旅コース】
KOUJI SANDWITCH櫻木神社愛宕神社(平成30年参拝) → 大宮氷川神社

【2022/06/25 ぶら旅コース】
東京大神宮不二家

【2022/07/09 ぶら旅コース】
報徳二宮神社・報徳博物館きんじろうカフェ小田原城址公園鈴廣 → 北条氏政・氏照の墓所

 

鈴廣

おみやげに小田原名物のかまぼこを買いました。
駅前にある有名なお店、鈴廣さんへ。

 

 

スライムかまぼこ

スマホゲーム『ドラクエウォーク』とコラボしているらしく、スライムかまぼこがありました。
私はドラクエシリーズが大好きなので(ドラクエウォークは休憩中)、即買いしました。

 

 

中はスライムとメタルスライムの2種類入っています。
板についた状態で写真を撮っておけばよかったのですが、つい興奮して開けてすぐ切ってしまいました。。。

 

 

この日の夕飯はつけ麺だったので、スライムかまぼこも添えてみました。
かわいいですね~。

 

 

かまあげ

妹家族用には、キャンディのように包まれた、あげかまを。
結局渡すきっかけがなく、私の胃袋に収まりました。
4種類の魚を使った、一口サイズのかまあげです。
おやつやおつまみに最適です。

 

 

両親にはおかずに仕えそうなあげかまにしました。
薄っすら炙って食べようという事になったのですが、食卓にあがってきたのは真っ黒なあげかま。
母が焦がしてしまいました・・・2食分あってよかったです。

 

* * *

 

どのかまぼこもおいしいですが、中でも一口サイズのあげかまが好きでした。
お店には金魚やスイカなど季節を表現したかまぼこがたくさんあって、見ているだけでも楽しかったです。
かまぼこ・あげかま・スライムかまぼこも、オンラインショップで購入可能です↓ ↓ ↓

ec.kamaboko.com

 

 

 

 

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【鈴廣 小田原駅前店】
所在地:神奈川県小田原市栄町1-3-15
アクセス:JR「小田原駅」より徒歩1分
営業時間:9:00~18:00
定休日:無休(臨時休業有り)
駐車場:無
公式サイト:https://www.kamaboko.com/
(※2022年7月9日時点の情報です。)

小田原城/小田原城址公園(神奈川県小田原市) ~幸せの四社巡り 9/11~

【2022/06/11 ぶら旅コース】
KOUJI SANDWITCH櫻木神社愛宕神社(平成30年参拝) → 大宮氷川神社

【2022/06/25 ぶら旅コース】
東京大神宮不二家

【2022/07/09 ぶら旅コース】
報徳二宮神社・報徳博物館きんじろうカフェ小田原城址公園鈴廣北条氏政・氏照の墓所 

 

小田原駅周辺

小田原駅周辺はおみやげ屋さんやレストランが入ったビルが、昔の城下町のように造られており、まるでタイムスリップしたかのようでした。

 

 

ローソンも和風!

 

 

道にはやる気のなさそうな大名行列のタイルが続き、それを追っていくと小田原城址公園にたどり着くことができます。
城に近づくにつれて急な坂道になるあたり、「城に来たな~」と感じさせられます。

 

 

小田原城時公園

 正面入り口

きんじろうカフェでまったりした後、小田原城へ行きました。
報徳二宮神社小田原城の二の丸に鎮座しているので、神社からすぐ本丸に入れるのですが、正面入り口までぐるっと回り正規登場ルートをたどることにしました。

 

 

馬出門

馬出門から、城内に入ります。
この門は二の丸を守る重要な門。

 

 

中は四角くなっていて、城内へ続くもうひとつの門が90°に設置されていました。

 

 

 馬屋曲輪

門を抜けると、馬屋曲輪に出ます。
土塁に囲まれたこの場所には、馬小屋や大腰掛(番所)、櫓などがあったそうです。

 

 

土塁にかかる階段は、鳥の雁が並んで飛んでいる姿に似ていることから「雁木(がんぎ)」と呼ばれ、まっすぐではなく少し斜めにかけられていました。
斜めがけの階段は珍しいとのことですが、なぜ斜めなのかという理由は書かれておらず、効果は不明。
急斜面では段数が取れないため、登りやすいように斜めにしたのではないかと勝手に解釈してみたのですが・・・真相はいかに???

 

 

馬屋曲輪の隅には、二重櫓跡。

 

 

登ってみると、休憩スペースになっていました。

 

 

 銅門

住吉橋を渡り堀を越えると、

 

 

本丸に通じる銅門(あかがねもん)が立ちはだかります。
扉の飾り金具に銅が用いられたことがその名前の由来だそうです。

 

 

壁には矢や鉄砲を撃つための狭間。

 

 

門の真上を見上げると、石落としがありました。
後でガイドさんからお話を伺ったのですが、ここから落とされるのは石だけではなく熱湯を浴びせることもあったそうです。
ここを抜けられると本丸に侵入されてしまいますからね。
今までは土塁や堀で侵入を防いでいた仕掛けが、この辺りから反撃する形に変っているのがおもしろいです。

 

 

この日は銅門の公開日(土日祝)だったので、入ってみることにしました。
中はただの板張りの部屋でしたが、当時は敵の攻撃に備えて武器などが置いてあったのかもしれません。

 

 

窓からは馬出門が見えました。
敵の動きが見渡せる造りになっていると、ガイドさんが説明してくださいました。

 

 

部屋の奥には、氏照・氏直・氏政の北条氏のお三方。
小田原評定の様子が再現されています。

 

園内には銅門の土壁の模型があり、江戸時代の工法が紹介されていました。

 

 常盤木門

本丸の正門、常盤木門。
小田原城の城門の中でも最も堅固に造られた門です。

 

 

常盤木門の中は、SAMURAI館というちょっとした資料館になっています。
刀剣や甲冑などが展示されており、プロジェクションマッピングの上映も行われています。
このプロジェクションマッピングがとてもきれいで。
1体の甲冑をセンターに繰り広げられる映像の美しさと迫力に見入ってしまいました。甲冑・打掛・忍者など衣装を着付けしてもらえるサービスもあり、忍者になってみたかったのですが、ひとりなので諦めました・・・泣

 

 

 天守

そして、ついに来ました、天守閣。

 

 

小田原城
小田原城は、15世紀中頃に大森氏が築いた城を前身とし、北条早雲(伊勢宗瑞)に始まる小田原城北条氏の本拠となって以降、関東支配の拠点として整備されました。そして、豊臣秀吉との小田原合戦を前に周囲9㎞に及ぶ総構を構築し、日本最大級の城郭となりました。
北条氏滅亡後には、徳川家康の家臣である大久保氏が城主となります。小田原城は、北条氏時代の姿を継承しつつも、改修されながら用いられていきますが、大久保氏の改易により破却されることとなりました。その後、稲葉氏が城主となりますが、寛永10年(1633年)の地震により、城と城下は壊滅的な被害をうけます。そのため、稲葉氏は小田原城を大規模に改修し、小田原城は現在見られるような近世城郭としての姿に生まれ変わりました。
明治維新を迎えると、明治3年(1870年)に小田原城は廃城となり、建物は解体・売却されます。城址陸軍省の管轄を経て御用邸として用いられることとなりますが、大正12年(1923年)関東大震災を期に神奈川県・小田原町小田原市)へと払下げられることになります。
現在、小田原城の本丸・二の丸一帯に相当する城址公園は国指定史跡・都市公園に指定されており、往時の姿を取り戻すよう、史跡整備が進められています。
(出典:パンフレット) 

現在の城郭は、昭和から平成にかけて復元されたものです。
戦国の世も終わった江戸時代の姿を再現しているので、狭間や石落としは見られるものの、平和な時代であったとのことです。

 

 

黒い屋根と白い壁のコントラストがかっこいいではありませんか。
中は博物館になっており、戦国時代~江戸時代の小田原城の歴史、甲冑や刀剣などの展示、小田原城クイズのパネルなど、大人から子供まで楽しめるような展示でした。

 

 

最上階の展望デッキからの眺め。
遠くに海が見えました。
私は海なし県に住んでいるので、海を見るととてもわくわくするのですが・・・
それより何より高い所が苦手なので、ほぼ城の壁を観ながらデッキを1周しました。
内部には江戸時代に天守に祀られていた摩利支天像の祭壇も再現されています。

 

 

その他園内

 小田原城NINJA館

二の丸にある、NINJA館。
北条氏に仕えた忍者、風魔小太郎をテーマにした施設です。
私の日本史の教科書『戦国無双』というゲームに登場するキャラクターでもあります。
忍者に関する資料館かと思い、小田原城の中でも1番楽しみにしていた場所だったのですが・・・忍者体験ができるアトラクション施設でした。
入ってみたものの1人ではしゃぐこともできず、子どもたちがきゃっきゃしながら遊ぶ様子を見て、施設を出ました。。。

 

 

 遊園地・猿山

報徳二宮神社のすぐ近くには、モーターカーや汽車に乗れる遊園地。

 

 

天守閣の前にはお猿さんがいました。

 

 

 本丸茶屋

疲れたら本丸茶屋で食事や甘味で一休み。

 

 

 蓮池弁財天

ガイドブックには載っていなかったのですが、弁財天曲輪や弁財天通りという道があったので「どこかに弁天様がいるんだろうな~」と思い検索してみると、蓮池弁財天があることがわかりました。
グーグルマップで確認しながら何とか見つけることができたのですが、とてもわかりずらい場所にあり探すのに少々手こずりました。

 

 

弁天様がいらっしゃる場所は、駅から1番近い北入口から入ってすぐの細い道を入ります。

 

 

「この道、入っていいのかしら?」と心配しつつも先を進むと、

 

 

茂みの中に蓮池弁財天の案内板を見つけました。

 

 

さらに奥へ進んで行くと、鳥居が見えました。
駅から小田原城へ行く途中に高校があるのですが、その真裏に位置しているようです。
鳥居の正面には、高校のグラウンドが見えました。

 

 

【御由緒】
大永2年(1522年)蓮上院十三世住職亮海の勧めにより、北條氏康が江之島の辨財天を武運と住民の繁栄を願って此の地に勧請したのが起こりである。
辨財天は、須佐之男命の女神、多紀理比亮、市寸島比亮、田寸津比亮の三女神を役小角修験道創始者)が印度の女神辨財天の魂と霊覺し以後神佛習合の神、恐敲を滅ぼし、福徳宝を授ける神として信仰されている。
江之島の辨財天は、源頼朝が武運の神として信仰し、北條時政は、参籠して奇瑞を豪り、竜の三鱗を授けられ家紋となし、小田原北條も三鱗を家紋となし辨財天を信仰した。
連上院の口伝によれば、北條氏の要請により、天守に安置された辨財天の祈祷を毎月続けて来たが、徳川の世となるにおよび大久保家により祭典が執行され、明治維新以後は、護持者を失い、奇持者により数度うつり変わり、昭和28年石碑に記載された人々により、此の地に安置された。
(出典:案内板) 

弁天様は森の中でひっそりと、琵琶を奏でていました。

 

気付かず素通りしてしまう人が多いのか、人が誰もおらずちょっと怖かったのですが、、、高校から飛んで来たであろう野球のボールを見てちょっとほっこり。
弁天様もここから高校生たちを見守っているかのようです。

 

 

御城印

戦国時代ver.

北条氏の家紋が入っています。

 

 

江戸時代ver.

天守に祀られた摩利支天の名が書かれています。

 

 

 季節限定ver.

紫陽花が描かれた御城印。

 

 

そういえば、常盤木門にかかる橋から、紫陽花が見えました。
もう少しで菖蒲の花も咲きそうです。

 

 

関連記事

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現在の小田原城は江戸時代の姿を再現したものですが、歴史的にもっとも有名なのは北条氏時代の小田原征伐ではないでしょうか。
そのきっかけとなった、名胡桃城事件。
過去にそのお城にも行っているので、リンクを貼っておきます。

この流れで次回のぶら旅シリーズは、小田原征伐で唯一落ちなかった支城『忍城』について書いて行こうと思います。
いろいろな場所をぶらぶらしているうちに、こうして歴史が繋がることが多くなってきました。
こういう瞬間が、なんだか嬉しい今日この頃です。

 

 

 

 

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報徳二宮神社
所在地:神奈川県小田原市城内6-1
アクセス:JR「小田原駅」より徒歩10分
開館:9:00~17:00
休館日:12月第2水曜日、12月31日~1月1日
入館料:510円(天守閣のみ)、610円(天守閣+SAMURAI館)、200円(SAMURAI館のみ)、310円(NINJA館)
御城印:有
オリジナル御城印帳:有
駐車場:無
公式サイト:https://odawaracastle.com/
(※2022年7月9日時点の情報です。)

呉汁セット/きんじろうカフェ(神奈川県小田原市) ~幸せの四社巡り 8/11~

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報徳二宮神社・報徳博物館きんじろうカフェ小田原城址公園鈴廣北条氏政・氏照の墓所  

 

きんじろうカフェ

報徳二宮神社の参道沿いにカフェがあったので寄ってみることにしました。

 

 

その名も、きんじろうカフェ。

 

 

緑に囲まれた、とてもオシャレなカフェです。

 

 

ほぼテラス席なので、どの席に座ってもこんな眺めに癒されます。

 

 

呉汁セット(850円)、カフェオレ(520円)

曇り空でしたが湿気でムシムシとした暑さだったので、アイスカフェオレを注文しました。
小腹も空いていたので「軽食はありますか?」と聞いてみると、「呉汁セットがおすすめです。」と店員さん。
「こんなおしゃんなカフェで呉汁!?」とギャップに驚きましたが、呉汁は金次郎がよく食していた食事とのことで、それも一緒に頼んでみました。
呉汁が出来上がるまで、カフェオレで体を冷やします。

 

 

カフェオレと一緒にもらった紙袋は、マスク入れです。
裏には二宮金次郎の人物や格言などが書かれていました。

 

 

呼び鈴も金次郎。
これは、かわいい!!

 

 

観光案内所でもらってきたガイドブックを読んでいると呼び鈴が鳴りました。
こちらが呉汁セットになります。

 

 

呉汁とは、すり潰した大豆が入ったお味噌汁です。
実は呉汁は私の好物のひとつであります。
厳密にいうと「祖母が作ってくれた呉汁」が大好きでした。
それ以外の呉汁は初めてなので、世間一般の呉汁はどんな味なのか楽しみです。

 

一口飲んで「あれ?薄味?」と思ったら、お出汁の氷が入っていました。
その上に乗っているのが大豆です。
器の中をかき混ぜて氷を溶かしながらいただきました。
冷たい汁が一気に体を冷やしてくれます(ちょっと寒くなった・・・)。
生姜が効いていて、あっさり。
暑い日にはもってこいのメニューです。
祖母が作る呉汁は汁がなくなってしまうほど大量の大豆を入れるので、それが普通だと思っていたのですが、飲み終えた時に底に少し溜まる程度が一般的な量なんでしょうね、、きっと。

 

ごはんもとてもおいしかったです。
ほぐした魚の炊き込みごはんに、昆布とネギが乗っています。
本当は梅も乗っているのですが、私は梅が苦手なので抜いてもらいました。
ごはんに呉汁をかけてもおいしいかもしれません。

 

 

おぼんには何やらしおりのようなものがありました。
それには金次郎の食生活や生活振りについて書かれていました。
このカフェに行くだけでも、かなりの金次郎情報が得られますね。

 

 

とても気持ちのいいカフェだったので、次の目的である小田原城攻めの攻略を練りながら、ゆっくりとした時間を過ごしました。

 

 

 

 

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【きんじろうカフェ】
所在地:神奈川県小田原市城内8-10
アクセス:JR「小田原駅」より徒歩15分
営業時間:10:00~16:30
定休日:無休
駐車場:報徳二宮神社駐車場
公式サイト:https://www.hotoku.jp/kinjiro-cafe/
(※2022年7月9日時点の情報です。)

報徳二宮神社・報徳博物館(神奈川県小田原市) ~幸せの四社巡り 7/11~

【2022/06/11 ぶら旅コース】
KOUJI SANDWITCH櫻木神社愛宕神社(平成30年参拝) → 大宮氷川神社

【2022/06/25 ぶら旅コース】
東京大神宮不二家

【2022/07/09 ぶら旅コース】
報徳二宮神社・報徳博物館きんじろうカフェ小田原城址公園鈴廣北条氏政・氏照の墓所  

 

小田原へ

幸せの四社巡りもついにラスト、神奈川県小田原市に行ってきました。
片道2時間以上の長旅でしたが、宇都宮線が神奈川の方まで延びてくれたので、1本で行けるのは助かります。
本当に便利になりました。

 

 

小田原といえば小田原城
駅を出るとすぐ、小田原城が見えました。

 

 

駅前には北条氏時代の初代城主、北条早雲の像。

 

 

それともうひとつ、二宮金次郎像があります。
小学校などでよく見かける像ですが、この二宮金次郎小田原市栢山の生まれなのだそうです。
今回訪れた神社は、その二宮金次郎をお祀りした神社です。

 

 

報徳二宮神社

 鳥居

小田原城内に鎮座する、報徳二宮神社

 

 

 二宮金次郎像(大人版)

鳥居をくぐると、大人になった二宮金次郎がお出迎えしてくれます。
薪は背負っていませんが、大人になってもなお、手には帳面と筆を持っています。
少年像ばかり見てきたせいか「あんなに小さかったのに大きくなって~」と、親戚のおばちゃんのような感覚になります(と言うには老けすぎかもしれませんが、、)。

 

 

 拝殿

【御祭神】
二宮尊徳翁(にのみやそんとく)

【御由緒】
明治27年(1894年)4月、福住正兄が中心となり、二宮尊徳翁の教えを慕う6カ国(伊豆、三河遠江駿河、甲斐、相模)の報徳社の総意により、尊徳翁を御祭神として、生誕地である小田原の小田原城二の丸小峰曲輪の一角に、神社が創建されました。
明治42年(1909年)本殿・幣殿を新築、拝殿を改築し、神苑を拡張し現在の社地への景観へ整えました。
平成6年(1994年)には創建百年記念奉告祭を斎行して今日に至っています。
社殿は神明造り。
なお、拝殿礎石は天保の大飢餓の際、藩主大久保公の命により尊徳翁が小田原城内の米蔵を開き、米が人々の手にわたったことにより、小田原11万石の領内から1人も餓死者をお出さずにすんだという、その米倉の礎石が用いられています。
(出典:パンフレット) 

二宮金次郎像はあまりにも有名ですが、「勉強熱心な少年」ということ以外、何をした人なのかは考えたこともありませんでした。
私が通っていた小学校には像すらなかったのでなおさらのことです。

二宮金次郎(尊徳は武士としての名乗り)は、江戸時代後期の農政家・思想家。
飢饉で荒廃した農村の再興などに尽力した人物で、その独自の方法と理念は「報徳仕法」と呼ばれ、明治以降の政財界に多くの影響を与えたのだそうです。

 

 二宮金次郎像(少年版)

境内にはおなじみの少年像もあります。
この像は昭和3年に作られたブロンズ像で、これと同じ像が全国の小学校に向けて約1000体製作されたそうです。
しかし、戦時中すべての像が供出に遭い、現在残っているのはこの1体のみとなってしまいました。

「ところで、なぜ薪を背負ってるの???」よくよく考えると意味がわかりません。
金次郎は比較的裕福な農家に生まれましたが、洪水によって田畑が壊滅し生活は一転。
まだ幼かった金次郎も、貧しい家計を助けるため働かなくてはなりませんでした。
山で薪を取っては、町で売る。
そして、わずかな時間でも無駄にせず読書に励む。
この像の姿は、そんな金次郎をイメージしたものなんだそうです。
結果、20代半ばで一家を再興、それ以降は各地の農村を救っています。
意味がわかると、像の見方も変わりますね。

 

 

その他境内

佐々井慎太郎歌碑・福住正兄翁頌徳碑

佐々井信太郎:生涯を報徳道の研究、実践、宣揚に努めた人。
福住正兄翁:祭神の四高弟の1人、神社創建の中心人物。

 

 

 神池

社務所で鯉のエサが売っているので、人が近寄るだけで口を開けた鯉が集まってきます。

 

 

御朱印

幸せの四社巡りの御朱印

 

 

これで4社すべて揃いました。
4枚並べると・・・

 

 

中央に四葉のクローバーが出現。

 

 

スタンプもコンプリートして、見事満願。

 

 

満願記念に、御朱印袋をいただきました。

 

 

こちらは通常の御朱印です。

 

 

報徳博物館

神社の近くに報徳博物館があったので、そちらにも立ち寄ってみました。
二宮金次郎の生い立ちや功績などが、パネルや遺品で紹介されています。

 

 

帰りに受付の方からたくさんの資料をいただきました。
時間があるときにじっくり読んでみようと思います。

 

 

博物館の金次郎は座って勉強していました。

 

 

 

 

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報徳二宮神社
所在地:神奈川県小田原市城内8-10
アクセス:JR「小田原駅」より徒歩15分
御朱印:有
オリジナル御朱印帳:有
駐車場:有
公式サイト:https://www.ninomiya.or.jp/

【報徳博物館】
所在地:神奈川県小田原市南町1-5-72
アクセス:JR「小田原駅」より徒歩15分
開館時間:9:30~16:30
入館料:300円(中学生以上)、小学生以下無料
休館日:水・木・金曜日、年末年始、不定
公式サイト:https://www.hotoku.or.jp/
(※2022年7月9日時点の情報です。)

かき揚げ丼/山田うどん食堂(埼玉県) ~埼玉県のソウルフード 1/2~

サブリミナル効果!?

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『翔んで埼玉』の地上波放送を観ました。

そこで食べたくなったのが『山田うどん

 

停車した車のバックに山田うどん

戦の幟に山田うどん

決して触れられることはないのですが、

ふとしたシーンからちょいちょい山田うどんの文字が飛び込んでくるのです。

サブリミナル効果でしょうか?

これは食べずにいられません。

 

翔んで埼玉は映画館でも観ました。

もちろん、帰りに寄りましたよね。

山田うどん

 

 

山田うどん食堂

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さっそく、近所の山田うどん食堂へ行ってきました。

最近『食堂』が付く店舗を多く見かけます。

山田うどんと何が違うのでしょう???

山田うどん』から『山田うどん食堂』に改名・移行中なのでしょうか???

メニューも特別な変化があるように思えないし・・・正直わかりません。

 

 

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ただ確実に違うのは、トレードマークのかかし。

山田うどんは口がへの字なのに対し、食堂はニコリと笑っています。

 

山田うどんというと、トラックの運転手さんが多く出入りするイメージです。

女性ひとりではなかなか入りづらいんですよね。。。

しかし、今回行った店舗は「ファミリー食堂」と看板にもあるように、

家族で食事が楽しめる明るくて清潔な内装でした。

これなら、女性でも入りやすいです。

 

 

かき揚げ丼+Aセット(680円+税)

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私が注文するのは、いつも決まってこのセットです。

かき揚げ丼+Aセット。

Aセットは、たぬき(うどん・そば)が選べます。

 

 

かき揚げ丼(480円)

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かき揚げをタマゴでとじた、かき揚げ丼。

ごはんが見えないほど大きなかき揚げです。

甘いダシが染み込んでいて、ごはんに合います。

どこの店舗でも人気が高いメニューではないでしょうか。

 

 

たぬきうどん(200円)

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Aセットのたぬきうどん

 

コシのまったくない、ふにゃふにゃ麺です。

つゆも甘めで濃いです。

でも、それが不思議とおいしいです。

 

味だけではなく、食べ応えも十分な山田うどん

セットメニューにも拘らず、普通に一人前の量。

ごはんものと合わせると、かなりボリューミーです。

この量でこのお値段。

男性が多く通う理由はここにありますね。

 

その他のメニューは、↓こちら↓をご覧ください。

www.yamada-udon.co.jp

うどん屋を名乗りながらも、

定食・ラーメン・丼・・・と、その他のメニューも力入ってます。

パンチ(モツ煮)も人気ですよ。

 

 

埼玉県のソウルフード

山田うどんは埼玉県所沢市に本社を構えます。

埼玉県民のソウルフードとも呼ばれる山田うどんですが、

ローカルチェーンであることを知ったのは数年前。

とあるTV番組がきっかけでした。

埼玉県では車でちょっと走るだけで2~3店舗は見かけるので、

てっきり全国展開しているものかと・・・。

 

「おいしい!おいしい!」とは言いますが、

遠路遥々食べに行くまでではないということも言っておきます。

それこそ、ソウルフードってやつでしょうか。

昔から慣れ親しんだ味ならではのおいしさかもしれません。

 

 

 

 

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山田うどん食堂】
所在地:埼玉、東京、神奈川、千葉、栃木、茨城、群馬
営業時間:店舗による
定休日:年末年始?
駐車場:店舗による
公式サイト:https://www.yamada-udon.co.jp/
(※2020年2月付けの情報です。)

チーズトースト&カフェオレ/樹根巣珈琲専科(神奈川県横浜市) ~今年の干支を参拝する旅 5/5~

【2020/01/25 ぶら旅コース】
戸部杉山神社伊勢山皇大神宮野毛山動物園尻こすり坂・くらやみ坂樹根巣珈琲専科

樹根巣珈琲専科

埼玉へ帰る前に、ひと休み。

戸部駅前にある、樹根巣珈琲専科という喫茶店に入りました。

ジャズが流れる、静かでとても雰囲気のいいお店です。

店員さんの対応もものすごく丁寧で、心地よい時間が過ごせました。

 

 

チーズトースト(550円)&カフェオレ(500円)

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メニューはトースト・サンドイッチ・ホットドッグなどのパン系が主で、

スイーツも楽しめます。

 

私は、チーズトーストとカフェオレを注文しました。

隣の席の方が食べていて、

ビヨ~ンと伸びるチーズがたまらなくおいしそうだったのです。

 

 

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分厚いトーストにたっぷりのチーズ。

上にはプチトマトが乗っていました。

 

かじった瞬間、サクッ&とろ~っ。

チーズの伸びがあまりにもいいので、フォークで巻き取りながら食べました。

濃厚な味の間にプチトマトを挟むと、口の中がさっぱりします。

家でもよく作る、かなり素朴なメニューですが、

茶店で食べるとこんなにもおいしいのですね!

 

 

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上の写真では混ぜてしまった後なのですが、

カフェオレもミルクと珈琲のグラデーションがきれいで、

見た目も楽しめました。

 

 

旅の終わりに・・・

【ぶら旅メモ】
交通費:2600円
参拝費:2320円
飲食代:1050円
合計:5970円
歩数:13765歩

このブログでは初の神奈川県です。

これまで神奈川もいろいろ行きましたが、

関東の中でも距離があるので行く機会が他に比べて少ないです。。

 

今回の戸部駅は、横浜駅のお隣になります。

横浜というとおしゃれで大人な街並みといった印象ですが、

同じ横浜市でも戸部駅周辺は住宅が多く落ち着いた街でした。

 

横浜の近代的な顔もあれば、鎌倉のような風情のある一面もあって、

さらに家族が集まるアットホームな雰囲気もある。

神奈川県は、いろんな空気感を持ったおもしろい場所だなと思いました。

これからは、もう少し積極的に出かけて行きたいと思います!

 

 

 

 

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【樹根巣珈琲専科】
所在地:神奈川県横浜市西区戸部本町47-8
アクセス:京急戸部駅」よりすぐ
営業時間:7:30~19:30
定休日:日・祝
駐車場:無

(※2020年1月25日付けの情報です。)

尻こすり坂&くらやみ坂(神奈川県横浜市) ~今年の干支を参拝する旅 4/5~

【2020/01/25 ぶら旅コース】
戸部杉山神社伊勢山皇大神宮野毛山動物園尻こすり坂・くらやみ坂樹根巣珈琲専科

坂まみれ

このあたりは、坂がとても多いんですね。

しかも、結構な急勾配。

どのぶら旅もけっこう歩く方だとは思うのですが、

今回は体力的にしんどいと思う場面がちょいちょいありました。

帰る頃には、お尻やふくらはぎがピキピキ状態。。。

ここの住人の方々は、知らず知らずのうちにかなり鍛えられてると思います。

 

地図アプリを見ながら戸部駅へ戻っている途中、

ちょっと気になる名前の坂を見つけたので、寄ってみることにしました。

 

 

尻こすり坂

野毛山動物園からほど近い位置にある、尻こすり坂。

名前から「お尻をずらないと下りられないほどの急坂」であると想像しました。

実際に行ってみると・・・

 

 

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道の奥に反り立つ壁が!!!

だいたい想像通りでしたが、目の前に立ってみるとかなりの迫力です。

 

ギリギリ車がすれ違えるような細い道なのにも拘らず、

交通量が多いのも凄みのひとつ。

上りはアクセル全開!!

下りは、もちろんブレーキは踏んでいるのでしょうけど、

抑えきれていないスピード感がありました。

見ていてハラハラしてしまいましたね。

 

 

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このまま別の道から帰ってもよかったのですが、

「この先には何があるのだろう???」と気になってしまい、

脇にある歩行者用の階段で上ってみることに。

 

 

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・・・階段でもキツイ。

坂の途中にあった標識には『17%』とありました。

角度にすると『9~10度』になるそうです。

案内板によると、最大斜度は13度とありました。

 

小学生の頃、分度器の授業がありましたね。

ノート上ではたいした数字に感じられませんでしたが、

坂道にするとこんなにもキツイものとは・・・。

 

 

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やっとの思いで頂上に到達。

そこからの景色は・・・(何を期待していたのか?)やはり住宅街でした。

しかし、遠くの町並み、その背後に連なる山は、ものすごくキレイでした。

 

 

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上から見下ろした様子です。

まるでジェットコースターのようですね。

 

『尻こすり坂』という名前ですが、

昔、荷車を引く人が車をお尻で押さえながら下っていたことが、

由来となっているそうです。

 

 

【尻こすり坂】
野毛山配水地から、真っ直ぐ北西の相模原方面へ伸びる道があります。国道や小路、高速道路や高密度の住宅地の中も一直線に貫き、約43kmにわたり続くこの道が「水道道(すいどうみち)」です。地中には水道管が埋設されているため、その上に建築や構造物を建てられず、線的な空間「道」として存在しています。
イギリス陸軍技師パーマーの指揮の元、明治20年(1887年)に相模川から約43kmの日本初の近代水道が建設されました。建設にあたり、配水池のある野毛山から物資を運ぶために軌道が敷設されました。水道道は、軌道の跡とも重なります。現在は、西谷浄水場からの上水がこの道を通って、野毛山配水池に送られています。
また横浜市内には、「水道道(すいどうみち)」と呼ばれている道が合計で3本あります。
そのうちの一つ、西区を通る水道道の藤棚から野毛山までの区間は、上り下りを繰り返すらくだのこぶのようでもあることから、「らくだ坂」とも呼ばれていました。野毛山に近いこのあたりの坂は、あまりの急な勾配に荷車を引く人達がお尻で車を押さえながら下っていたことからいつしか「尻こすり坂」と呼ばれるようになったそうです。尻こすり坂の階段を併設している区間の最大斜度は13°あまりです。
(出典:案内板)

 

 

くらやみ坂

戸部駅も近くなってきたところには、くらやみ坂。

こちらも名前から、暗い歴史があるのではないかと想像しました。

 

 

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初めに尻こすり坂を紹介してしまったので、

見た目のインパクトが弱くなってしまいましたが、、、

このくらやみ坂もなかなかの傾斜で、地味に筋肉を刺激してきます。

 

 

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坂を上って行くと、『くらやみ坂』と書かれた標柱がありました。

 

 

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その標柱の奥には2つの祠。

やはりここで何かあったのでしょうか?

 

近くに案内板がなかったので、あとで調べてみると・・・

昔、このあたりには『戸部処刑場』があったのだそうです。

この祠もそこで処刑された者たちに関係するのでしょうか???

 

 

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くらやみ坂について調べていく中で、

名前の由来について書かれたものがありました。

ひらがな表記なのがミソですね。

いくつか説があるようです。

 

 

 『暗闇坂』説

処刑場があり鬱蒼としていたため、『暗闇坂』と名付けられたという説。

 

これは、私も想像した漢字です。

『暗闇』という文字から負の印象を受けました。

それがまさか処刑場だったとは思いませんでしたけどね。

 

 

 『鞍止み坂』説

  • この坂からの景色が美しく、源頼朝が馬(鞍)を止めて眺めた
  • 坂が急すぎるため、馬を止めながら登った。

このとことから『鞍止み坂』と名付けられた説。

 

現在は住宅が密集していますが、

昔はこの坂から海なんかも眺められたのかもしれません。

 

 

どちらが正しいのかはハッキリしていないようですが、

『鞍止み坂』説が有力だとのことです。

 

『くらやみ坂』

どの漢字をあてるかで、印象が180度変わってしまいます。

日本語っておもしろいですね。

 

 

 

 

 

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【尻こすり坂】
所在地:神奈川県横浜市西区戸部町1-33-1
アクセス:京急戸部駅」「日ノ出町駅」より徒歩15分

【くらやみ坂】
所在地:神奈川県横浜市西区中央1-4-7
アクセス:京急戸部駅」より徒歩9分
(※2020年1月25日付けの情報です。)

野毛山動物園(神奈川県横浜市) ~今年の干支を参拝する旅 3/5~

野毛山動物園

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もう少し足を伸ばして、野毛山動物園にも行ってみました。

狛ねずみのあとは、本物の動物に癒しをもらいます。

 

 

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こちらの動物園は、なんと入場料が無料!!!

 

 

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無料なので小動物がいる程度かと思っていたのですが、、、

敷地も広く、鳥から猛獣まで動物の種類も豊富。

予想に反して本格的な動物園だったので、ビックリしました。

 

 

動物たち

動物たちを紹介するには数が多すぎるので、

中でも個人的に好きな動物をご紹介します。

(かなり偏りがあります。。)

 

 

 ライオン

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ライオンはお昼寝中でした。

しかし、さすが百獣の王といわれるだけあります。

寝ている姿にも威厳があります。

 

 

 トラ

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動物の中で1番好きなトラ。

顔、色、柄、大きさ、全てが神秘的でかっこいいです。

トラ(ライオン)の赤ちゃんを抱っこするのが夢です。

 

 

 クマ

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前後に体を揺らしリズムを取っているような、ユニークな動きをしていました。

 

 

 キリン

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キリンはごはん中。

草だけで、これだけ大きく育てるものなんですね。

不思議です・・・。

 

 

 ペンギン

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大きな猛獣が続いたので、ここでペンギンも。

カップルでしょうか?

2羽で気持ちよさそうに寝ていました。

 

 

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この日は2羽しか見えませんでしたが、合計9羽のペンギンがいるようです。

看板には相関図が書かれていました。

うまいことまとまっていますね。

アースくんは再婚ですか!?

 

 

 爬虫類

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爬虫類も欠かせません(触れないけど)。

爬虫類館では、ワニ・ヘビ・トカゲ・カメなどを見ることができます。

 

 

 その他の動物たち

他にも、レッサーパンダ・サル・カンガルー・鳥類多数・・・。

「本当に無料でいいんですか?」と聞きたくなるくらい存分に楽しめます。

 

 

 なかよし広場

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モルモットなどの小動物とふれあうことができる、なかよし広場。

私もふれあいたかったのですが、

時間と定員が決まっているようで、整理券配布には長蛇の列。

家に帰って、ワンコを触ることにしました。。。

 

 

動物園の裏側

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いいアイデアだなと思ったのが、しろくまの家。

現在しろくまは飼育されていませんが、

しろくま舎の内部が見学できるようになっています。

 

 

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扉の開閉方法や、

 

 

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部屋の掃除の手順、

 

 

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飼育員の作業道具などが分かりやすく説明されていました。

 

 

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こちらは、オスの寝室です。

中に入ってみると、ちょっと圧迫感がありました。

 

 

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藁が敷かれている部屋は、メスの産室です。

 

 

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産室のすぐ隣には記録室があり、

 

 

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上からカメラで観察できるようになっています。

 

 

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外に出ました。

外と言っても、しろくま側です。

しろくまたちは、こんな景色を見ているんですね。

 

 

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しろくまたちもいました。

「いらっしゃ~い」と歓迎してくれてたらいいのですが・・・この表情。

 

 

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外は歩き回るスペースと、プールがある程度でした。

このような環境で、生活しているんですね。

 

 

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人間目線。

 

 

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しろくま目線。

 

こうやって両者側から見てみると、

どっちが見ていてどっちが見られているのか、わからなくなります。

しろくまたちも人間観察を楽しんでいたかもしれません。

 

 

その他施設

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歩きつかれたら、食堂で休憩を。

食堂内では、カレーやパスタ、ホットドッグなどが食べられます。

 

 

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売店では、旅の思い出にお土産を購入することができます。

ぬいぐるみなどをはじめ、動物園オリジナルグッズもありました。

 

 

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久々の動物園。

無料でこれだけ楽しめるとは、思いもしませんでした。

 

家族でおでかけするもよし、カップルでデートするもよし、

近くに住んでいれば、動物を見ながらのウォーキングなんてことも可能です。

 

「うちの近くにもこんな動物園があったらな~。」

大大大満足させてもらいました。

 

 

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野毛山動物園
所在地:神奈川県横浜市西区老松町63-10
アクセス:京急日ノ出町駅」より徒歩10分、JR「桜木町駅」より徒歩15分
営業時間:9:30~16:30
休園日:月曜日(休日の場合その翌日)、年末年始
入園料:無料
駐車場:無
公式サイト:http://www.hama-midorinokyokai.or.jp/zoo/nogeyama/

伊勢山皇大神宮(神奈川県横浜市) ~今年の干支を参拝する旅 2/5~

伊勢山皇大神宮

 鳥居

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戸部駅周辺を地図で調べてみたところ、

よさそうな神社を見つけたので、そちらへも行ってみることにしました。

 

戸部杉山神社から徒歩15分の場所。

横浜総鎮守、伊勢山皇大神宮です。

 

「関東のお伊勢さま」と呼ばれているそうです。

 

 

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鳥居には提灯がズラリ。

ちょうど、創建150年の年のようです。

 

 

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入口から続く階段を上り、社殿へ向います。

 

 

 拝殿

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【御祭神】
天照大御神(あまてらすおおみかみ)

【御由緒】
『関東のお伊勢さま』と親しまれる当宮は、明治初年に国費を以て創建された神社であり、神奈川県の宗社、横浜の総鎮守とされています。かつては、久良岐郡戸部村の丘陵に鎮座されていましたが、神社名、創建年代共に不明です。
明治維新後、神仏分離国家神道の時代を迎え、当地横浜が国の貿易の要として開港されるに及び、人々の心を1つにし、外国との国柄の違いを胸に刻み、国家の鎮護を祈る事を目的に、明治3年4月14日、時の神奈川県副知事井関盛艮氏が太政官に対し建白書を送り、『伊勢山に皇祖の御社を勧請あれば、高麗の宮殿を創立し、国家の鎮護を祈り、人民をして、崇敬胆仰せしめん』との布告を戴き、社殿を始め、境内の整備が開始されました。翌年4月15日、社殿並びに境内施設が竣工し、正遷宮が執り行われ、横浜の町を挙げての初めてのお祭りは壮大華美を極めた様子でした。また、この時、地名も野毛山から伊勢山へと変えられました。
(出典:公式サイト

普段から参拝客の多い神社なのでしょうか?

初詣の時期からだいぶ経ちましたが、

拝殿前には鳥居に届くくらいの長い行列ができていました。

 

拝殿の奥では、ご祈祷を受けている方も多くありました。

 

 

 本殿

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拝殿の脇から、本殿を覗きます。

萱葺き屋根に、千木・鰹木が特徴の社殿。

その姿は、伊勢神宮を思わせます。

 

・・・と思ったら、あとで調べてわかったのですが、

この本殿、伊勢神宮内宮の旧社殿を移築したものだそうです。

創建150年を祝し、平成25年の式年遷宮で取り壊された社殿を譲り受けたとの事。

まさか、ここで再会するとは!!

 

 

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こちらの写真は、2011年に伊勢神宮を訪れた時のものです。

これより先での写真撮影はNGなので、写っているのは拝殿です。

 

この時、ちょっと感動的な偶然がありました。

拝殿の前に布がかけられ、中の本殿は見えないようになっているのですが、

手を合わせた瞬間、ブワッと突風が吹き上げ、布が舞い上がりました。

まるで舞台の幕が上がるかのように。

その先に見えたのは、正殿。

脇の柵越しに見ることもできるのですが、

真正面にどんと佇む姿は、今も脳裏に焼きついています。

 

その時に見た社殿が、現在関東にあったとは知りませんでした。

まさか、横浜で再びお目にかかれるとは、、、

参拝後に知ったのはちょっと残念ですが、嬉しい再会です。

 

 

 照四海

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境内を散策します。

注連縄の鳥居の横には、灯台のような常夜灯。

『照四海(しょうしかい)』という名前には、

「世界の海を照らす」という意味が込められているそうです。

横浜らしいです。

 

 

 祓戸?

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柵で囲われたこの場所は、払戸でしょうか???

 

 

 杵築宮

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【御祭神】
月讀命(つくよみのみこと)
須佐男命(すさのおのみこと)
大国主命(おおくにぬしのみこと)
住吉三柱大神(すみよしみはしらのおおかみ)

境内社の杵築宮。

生糸・蚕種の守護神として、養蚕・海運関係者から崇敬を集めているそうです。

社務所にて、こちらの御朱印もいただけます。

 

 

 大神神社磐座

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【御祭神】
大物主大神(おおものぬしのおおかみ)
三輪山 大神神社の御分霊をお祀りしています。

 

 

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大物主大神が宿ったとされる磐座。

大神神社も本殿を持たない神社ですね。
 
 

 茶室

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裏参道には、茶室がありました。

奥に建つのは、彰忠碑。

 

 

御朱印

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御朱印をいただきました。

こちらは通常版の御朱印です。

 

 

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創建150年限定御朱印御朱印帳もあります。

 

 

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 杉山神社御朱印帳が終わってしまったので、新しい御朱印帳を購入しました。

こちらも、通常版。

限定版はひと回り大きいサイズになっています。

 

 

 

 

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伊勢山皇大神宮
所在地:神奈川県横浜市西区宮崎町64
アクセス:JR「桜木町駅」より徒歩10分、京急日ノ出町駅」より徒歩10分
御朱印:有
オリジナル御朱印帳:有
駐車場:有
公式サイト:http://www.iseyama.jp/
(※2020年1月25日付けの情報です。)