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報徳二宮神社・報徳博物館(神奈川県小田原市) ~幸せの四社巡り 7/11~

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小田原へ

幸せの四社巡りもついにラスト、神奈川県小田原市に行ってきました。
片道2時間以上の長旅でしたが、宇都宮線が神奈川の方まで延びてくれたので、1本で行けるのは助かります。
本当に便利になりました。

 

 

小田原といえば小田原城
駅を出るとすぐ、小田原城が見えました。

 

 

駅前には北条氏時代の初代城主、北条早雲の像。

 

 

それともうひとつ、二宮金次郎像があります。
小学校などでよく見かける像ですが、この二宮金次郎小田原市栢山の生まれなのだそうです。
今回訪れた神社は、その二宮金次郎をお祀りした神社です。

 

 

報徳二宮神社

 鳥居

小田原城内に鎮座する、報徳二宮神社

 

 

 二宮金次郎像(大人版)

鳥居をくぐると、大人になった二宮金次郎がお出迎えしてくれます。
薪は背負っていませんが、大人になってもなお、手には帳面と筆を持っています。
少年像ばかり見てきたせいか「あんなに小さかったのに大きくなって~」と、親戚のおばちゃんのような感覚になります(と言うには老けすぎかもしれませんが、、)。

 

 

 拝殿

【御祭神】
二宮尊徳翁(にのみやそんとく)

【御由緒】
明治27年(1894年)4月、福住正兄が中心となり、二宮尊徳翁の教えを慕う6カ国(伊豆、三河遠江駿河、甲斐、相模)の報徳社の総意により、尊徳翁を御祭神として、生誕地である小田原の小田原城二の丸小峰曲輪の一角に、神社が創建されました。
明治42年(1909年)本殿・幣殿を新築、拝殿を改築し、神苑を拡張し現在の社地への景観へ整えました。
平成6年(1994年)には創建百年記念奉告祭を斎行して今日に至っています。
社殿は神明造り。
なお、拝殿礎石は天保の大飢餓の際、藩主大久保公の命により尊徳翁が小田原城内の米蔵を開き、米が人々の手にわたったことにより、小田原11万石の領内から1人も餓死者をお出さずにすんだという、その米倉の礎石が用いられています。
(出典:パンフレット) 

二宮金次郎像はあまりにも有名ですが、「勉強熱心な少年」ということ以外、何をした人なのかは考えたこともありませんでした。
私が通っていた小学校には像すらなかったのでなおさらのことです。

二宮金次郎(尊徳は武士としての名乗り)は、江戸時代後期の農政家・思想家。
飢饉で荒廃した農村の再興などに尽力した人物で、その独自の方法と理念は「報徳仕法」と呼ばれ、明治以降の政財界に多くの影響を与えたのだそうです。

 

 二宮金次郎像(少年版)

境内にはおなじみの少年像もあります。
この像は昭和3年に作られたブロンズ像で、これと同じ像が全国の小学校に向けて約1000体製作されたそうです。
しかし、戦時中すべての像が供出に遭い、現在残っているのはこの1体のみとなってしまいました。

「ところで、なぜ薪を背負ってるの???」よくよく考えると意味がわかりません。
金次郎は比較的裕福な農家に生まれましたが、洪水によって田畑が壊滅し生活は一転。
まだ幼かった金次郎も、貧しい家計を助けるため働かなくてはなりませんでした。
山で薪を取っては、町で売る。
そして、わずかな時間でも無駄にせず読書に励む。
この像の姿は、そんな金次郎をイメージしたものなんだそうです。
結果、20代半ばで一家を再興、それ以降は各地の農村を救っています。
意味がわかると、像の見方も変わりますね。

 

 

その他境内

佐々井慎太郎歌碑・福住正兄翁頌徳碑

佐々井信太郎:生涯を報徳道の研究、実践、宣揚に努めた人。
福住正兄翁:祭神の四高弟の1人、神社創建の中心人物。

 

 

 神池

社務所で鯉のエサが売っているので、人が近寄るだけで口を開けた鯉が集まってきます。

 

 

御朱印

幸せの四社巡りの御朱印

 

 

これで4社すべて揃いました。
4枚並べると・・・

 

 

中央に四葉のクローバーが出現。

 

 

スタンプもコンプリートして、見事満願。

 

 

満願記念に、御朱印袋をいただきました。

 

 

こちらは通常の御朱印です。

 

 

報徳博物館

神社の近くに報徳博物館があったので、そちらにも立ち寄ってみました。
二宮金次郎の生い立ちや功績などが、パネルや遺品で紹介されています。

 

 

帰りに受付の方からたくさんの資料をいただきました。
時間があるときにじっくり読んでみようと思います。

 

 

博物館の金次郎は座って勉強していました。

 

 

 

 

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報徳二宮神社
所在地:神奈川県小田原市城内8-10
アクセス:JR「小田原駅」より徒歩15分
御朱印:有
オリジナル御朱印帳:有
駐車場:有
公式サイト:https://www.ninomiya.or.jp/

【報徳博物館】
所在地:神奈川県小田原市南町1-5-72
アクセス:JR「小田原駅」より徒歩15分
開館時間:9:30~16:30
入館料:300円(中学生以上)、小学生以下無料
休館日:水・木・金曜日、年末年始、不定
公式サイト:https://www.hotoku.or.jp/
(※2022年7月9日時点の情報です。)