作徳稲荷大明神 → 赤羽八幡神社 → 桐ヶ丘中央商店街 → 大恩寺 → 亀ヶ池弁財天 → 静勝寺・稲付城跡 → 赤羽あんこ
コースMAP:赤羽駅~赤羽あんこ(赤羽駅)
赤羽八幡神社
■ 入口
次に向かったのは、赤羽八幡神社。
こちらも珍しい神社で、全国で唯一を誇る、特徴的な構造をしています。
さらに、参拝客にもとある傾向が・・・〇〇ファンが集まる神社として有名です。
■ 鳥居
赤羽八幡神社は、小高い山の上に鎮座しています。
階段を上り切り振り返ると、この景色。
近くに線路が通っていますね。
電車の中からもこの階段と鳥居がチラリと見えます。
■ 拝殿
品陀和気命(ほんだわけのみこと)
帯中津日子命(たらしなかつひこのみこと)
息長帯比売命(おきながたらしひめのみこと)
【御由緒】
延暦3年(1200年前)、朝廷より奥州鎮圧を命ぜられた坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)が、此の地に陣を張って上の三神を勧請して武運長久を祈願したことにより創建されたと伝承されています。その後、源頼光 頼政 太田道灌一族らの再興修造があり、1552年太田新六郎康資の「八幡禰宜 朝日輿五右衛門殿」宛の寄進状が伝えられています。江戸時代には、赤羽根村 下村 袋村 稲付村 岩淵郷の総鎮守とされました。
(出典:公式サイト)
御祭神にご挨拶をしたら、境内を一回りします。
■ 境内社 1
まずは、本殿の隣にある小さな鳥居の中へ。
左から、
それぞれのお社の前には、その神様にちなんだ置物がありました。
大国主神社の前には、
大黒様(大国主と同一視されている)の像と、兎(因幡の白兎)の像。
大国主神社での参拝作法は、出雲大社と同じく「二礼四拍手一礼」で。
稲荷神社の前にはお狐さん。
北野神社には子猫サイズの小さな牛と、
その隣にはもうちょっと大きいお兄ちゃん牛がいました。
書道学問の上達・合格を祈願しながら、この牛たちの頭を撫でます。
明治に起こった赤羽の大火をきっかけに祀られた、古峯神社。
九頭龍神社。
旧板橋街道近辺(現在の区道 北1555号線付近)に設置されていた庚申塔。
明治時代から大正時代にかけて、この一帯に陸軍の施設が建てられることとなり、
この場に集約されたそうです。
境内社 2
続いては、社殿の反対側の境内社です。
赤羽招魂社。
かつて神社の裏手に兵営があった陸軍工兵隊の戦没者と、
赤羽出身の戦没者をお祀りしています。
柱の陰には、とてもきれいな色をした獅子(?)が座っていました。
稲荷神社。
真っ赤に塗られた狐が少し怖いです。。
剥がれた下には青が見えますね・・・以前は真っ青だったのでしょうか?
とっても独特で、アートなお稲荷さんでした。
狐が集められた場所。
タイルの祠。
なにこれ、かわいい。
新幹線の通り道
境内探索を終え、本題に入ります。
先にも書きましたが、赤羽八幡神社は、全国で唯一の変わった構造をしています。
それは、、、
神社の下を新幹線が走っているのです!!!
外から見ると、鳥居と新幹線のトンネルが、きれいに並んでいますね。
この鳥居から線路を覗くと、新幹線が鳥居に入ってくるように見えるそうです。
境内のビューポイント。
新幹線と在来線を眺めることができます。
「神社の下に線路を敷くなんて!」
当時は国と氏子でだいぶ揉めたそうですが、、、
工事も認可されルート変更が難しいとのことで、渋々承認したのだとか・・・。
辛うじて、本殿真下は免れ、線路は社務所の下を通っています。
しかし、現在は鉄道ファンが多く訪れるとのことで、
この状況がポジティブに働いているようですね。
小さなお子さんを連れたパパとママの姿も見かけました。
ジャニーズファンも!
こちらの神社に集まるのは、鉄道ファンだけではありません。
なんと、ジャニーズファンにも人気があるのだとか。
その理由がこちら↓ ↓ ↓
「∞」のマーク。
絵馬やお守りなどにこのマークが使われていることから、
『関ジャニ∞』ファンが参拝に訪れるそうです。
「∞」のマークは、一体何を意味しているのでしょう???
境内の案内を見ると、どうやら風水のようでした。
現在は『下元8運』という時期だそうです。
「∞」はその「8」を意味しているのでしょうかね???
9運に入るとマークも変わってしまうのでしょうか???
となると、下元8運は2024年2月3日までとのことなので、期間限定ということに・・
関ジャニファンはお急ぎを(あと4年もありますが、、)!!
* * *
鉄道・ジャニーズ・風水・アート・・・バラエティに富んだおもしろい神社でした。
御朱印
最後は御朱印です。
毎月デザインが変わるようです。
10月はお月見。
うさぎが餅つきをしていて、かわいいですね。
「∞」のマークも入っていました。
こちらの神社には、平成27年9月にも訪れています。
その当時の御朱印はシンプルでした。
なので、今回もいただいて、雰囲気の変りように驚いています。
新幹線が関係しているかわかりませんが、本殿よりも高い位置にありました。
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