作徳稲荷大明神 → 赤羽八幡神社 → 桐ヶ丘中央商店街 → 大恩寺 → 亀ヶ池弁財天 → 静勝寺・稲付城跡 → 赤羽あんこ
コースMAP:赤羽駅~赤羽あんこ(赤羽駅)
東京都北区赤羽
赤羽駅周辺の神社仏閣めぐりに行ってきました。
数年前まで赤羽で習い事をしていたのでよく行く場所ではあったのですが、
じっくりと歩いたことがなかったので探索したい街のひとつでした。
『東京都北区赤羽』という漫画をご存じでしょうか?
赤羽の珍スポットや珍人物を描いた、清野とおるさんのエッセイ漫画です。
山田孝之さん主演でドラマ化もされていました。
私はドラマの方を観たのですが、山田孝之さんの怪演も相まって、
赤羽の独特な雰囲気がいい感じに表現されていましたね。
ヤバさを前面に押し出した内容が、逆に赤羽を魅力的に映したと思います。
今回はそのドラマで紹介されていて気になっていた神社と、
調べていて見つけたユニークなお寺に行ってみました。
赤羽は神社仏閣も独特です、、、(いい意味で)。
写真は、赤羽駅付近で見つけた同漫画のマンホール。
「踏むと幸せになれる」
そこを通りかかったおばあちゃんが、マンホールの上で足踏みしていたのが、
かわいかったです。
たどり着けないお稲荷さん
最初に訪れたのは、『東京都北区赤羽』で紹介されていた神社です。
駅前の飲み屋街を入った奥にある、カラフルなビル。
この屋上に、稲荷神社が鎮座しています。
こちらの稲荷神社はちょっと特殊で、直接拝むことができません。
お社までたどり着くことすらできないのです。
たどり着けないお稲荷さん・・・一体どういうことなのでしょうか???
作徳稲荷神社(屋上の稲荷様)
■ 参道入り口
作徳稲荷大明神。
ビルの入口には、参道入口の案内と由緒書きがありました。
「本当に神社があるのだろうか・・・?」
ちょっと不安になる雰囲気です。
■ 参道
屋上(6階)までは、階段を上ります。
エレベーターはないようです。
階段は、人の気配がまったくなくシンとしていました。
私の足音と息切れ(結構疲れる、、)しか聞こえません。
まるで、廃墟探索をしているかのような気分です。
何とか屋上まで上り切りました。
朱色の柵で、やっと神社らしさを感じます。
お稲荷さんは、この先。
■ 社殿
ついに、到着しました。
こちらが、作徳稲荷大明神です。
『たどり着けないお稲荷さん』とは、お隣のビルに鎮座している神社でした。
なので、柵越しにお参りするしかないんですね。
TVでもよく紹介されているので、ご存じの方も多いかと思います。
宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)
佐田彦大神(さたひこのおおかみ)
大宮能売大神(おおみやのひめのおおかみ)
田中大神(たなかのおおかみ)
四大神(しのおおかみ)
【御由緒】
当社は東京府北豊島郡岩渕町大字赤羽237番地に鎮座しており、昭和5年『鍵屋染物店』を開業する中西栄一が商売繁盛、五穀豊穣の神様である京都の総本社伏見稲荷大社より勧請をして東京北区1-19-1の地に『正一位作徳稲荷神社』を造営した。
その後昭和34年にビルを建築した際にビルの屋上へ移設され、『たどり着けないお稲荷さん』として有名になりまた平成に入り商店街の発展とそこに住まう人々の安心を願うためお社を美しく復元した。
(出典:案内板)
ビルの建築を機に、このような変わった配置になってしまったようですね。
もともとは、個人的にお稲荷様をお祀りしていたのでしょうか。
参拝方法
それではさっそく、お参りしてみます。
ドラマでは、お賽銭を投げ入れていました。
「お賽銭を投げるなんて失礼かな?」とも思ったのですが、
あちら側へ行けない造りの割に賽銭箱が設置され、
「投げ入れてください」と言わんばかりなので、投げさせてもらいました。
投げる前に、なんとなく自分ルール。
「3回でお賽銭箱に入ったら、今日の旅はもっと楽しくなる!」
果たして結果は・・・?
直接拝めない稲荷神社。
— ぶらりすと*みーちゃ (@mi_chacha34) 2020年10月3日
お賽銭、3回目で成功!!#神社 #作徳稲荷大明神 #屋上の稲荷様 #赤羽 #拝めない pic.twitter.com/UgDzqgujBa
1、2投目は大幅に外し失敗・・・そして最後の3投目でお賽銭箱にイン☆
やりました~!!!
単純なことですが、ものすごくテンションが上がりましたね↑ ↑ ↑
幸先のよい旅のスタートが切れました。
めちゃくちゃ嬉しいのに・・・
ひとりなもので、妙な興奮を発散させる場所もなく。
参拝後も暫く、屋上からの景色を眺め心を落ち着かせる私です。
* * *
このご利益でしょうか?
この後、たまたま通りかかった道で、嬉しい出会い(スポット)がありました。
お稲荷様、ありがとうございます☆
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