まだいる!ちょっと変わった狛〇〇!
浦和には調神社の『狛兎』だけではなく、もうひとつ変わった狛〇〇がいます。
とってもかわいいのでご紹介したく、そちらにもお邪魔してきました。
大谷場氷川神社
■ 鳥居
駅から徒歩数分、大谷場(おおやば)氷川神社へ。
丘の上に鎮座する、無人の神社です。
■ 拝殿
素盞嗚命(すさのおのみこと)
誉田別尊(ほんだわけのみこと)
【御由緒】
創立年代は不詳なるが。大谷場の鎮守の神として古くより崇敬の篤い社である。江戸初期社殿焼失になったと伝えられる。現在の本殿は寛文6年の棟礼あり、三間社流れ見世棚造り、屋根は板葺である。
御神体は束幣立烏帽子、丈一尺二寸余り、最古色を帯たり、箱に宝暦の年号がある。
天保元年の新編武蔵風土記に記載あり。
江戸時代別当寺は華徳院であった。明治元年神仏分離令により、廃仏毀釈により華徳院は廃寺された。太平洋戦終結により、昭和21年国家神道から神社本庁所属の宗教法人氷川神社となり、現在に及ぶ。
(出典:境内案内板)
(※急に晴れた写真になっていますが、拝殿を撮り忘れたので昔の物です。)
■ 狛雉
さて、こちらに祀られている狛〇〇とはどんな動物なのでしょうか??
なんと、キジです。
上の写真は、キジの親子ですかね。
羽の間から顔を出す子キジが、何ともかわいらしい。
下の写真は、恋人でしょうか?それとも夫婦??
昭和の初め頃、この地にキジが住み着いていたことから、
氏子の間で「雉子の氷川さま」と呼ばれるようになり、
神使としてキジが祀られるようになったそうです。
全国には様々な動物の狛〇〇がいますが、
キジはなかなかのレアキャラではないでしょうか???
キジ探し
こちらでも「キジ探し!」と行きたいところでしたが、
調神社ほどキジの姿を見ることはできませんでした。
■ 本殿
囲いで中を伺うことはできませんが、
本殿には、雄・雌・雛のキジの彫刻が施されていると、案内板にありました。
■ 手水舎
参拝客でも見ることができるキジを、1カ所だけ見つけました。
それは、手水舎の屋根。
屋根の下の部分に、松(?)の枝にとまる2羽のキジの姿が彫られています。
境内くまなく探してみましたが、
キジの姿が見られるのは、多分ここだけだと思います・・・。
もし、「ここにもいるよ!」という情報があったら、是非、教えてください!
境内
■ 境内社
左から女体社・薬師社・門客人社・神明社。
■ ユリノキ
推定樹齢100年のユリノキ。
チューリップに似た花を咲かせるそうです。
* * *
調神社のついでと言っては失礼ですが、
変わった狛〇〇繋がりということでご紹介させていただきました。
この狛雉は見に来る価値有りだと思います!
旅の終わりに・・・
交通費:710円
参拝費:510円
飲食代:1430円
合計:2650円
歩数:11225歩
お月見の日に行きたい神社ということで、兎だらけの調神社を参拝しました。
この記事を書いている10月1日は、中秋の名月です。
お月見しましたか?月見団子食べましたか?
私はお月見の行事らしいことは何もしていませんが、
ベランダから月を眺めてみました。
左にポチッと光るのは火星だそうです。
この記事をきっかけに知ったのですが、、、
「中秋の名月=満月」とは限らないそうです。
中秋の名月とは「旧暦8月15日の月」のこと。
ずっと満月のことだと思っていました・・・。
ちなみに、明日、10月2日が満月です。
明日もきれいに見えるといいですね。
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