関東ぶらりん旅

神社仏閣、B級スポット、ご当地グルメを楽しむ旅(散歩)

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聖天院(埼玉県日高市) ~日高の彼岸花と社寺をめぐる旅 4/4~

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【2019/10/03 ぶら旅コース】
巾着田巾着田ふれあい広場高麗神社聖天院

今年3軒目の・・・

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高麗神社の参道に、聖天院に続く道があります。

高麗神社には数回訪れていますが、聖天院はまだ1度も参拝したことがありません。

なので今回は、聖天院にも足を伸ばしてみることにしました。

 

今年は聖天様とご縁があるのでしょうか?

短いスパンで3軒の聖天様を参拝しています。

 

www.mi-cha34.com

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聖天院

■ 山門

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高麗神社から歩いて10分弱の距離なのですが、駐車所があるので車で移動。

 参拝客が少ないせいか、高麗神社とは違い静寂な空気が漂います。

 

 

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どっしりと構えた山門の中央には『雷門』と書かれた赤い提灯。

「これも、つい最近見たばっかりだわ!」

先日浅草に行ったばかりなので、この提灯とは2週間ぶりの再会です。

ここは何かと、最近のぶら旅にリンクしてきます。

 

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門の左右には、風神雷神像が立っておられます。

お顔がなんとなく猫に似てらっしゃる。

 

 

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門の天井には鳳凰(?)の絵。

 

 

■ 中門

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中門より先は、拝観料(300円)が必要となります。

 

 

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門の先にはよく手入れされた庭が広がっていました。

上の方に見える屋根が本堂です。

 

 

 

■ 仁王像

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本堂まで行くには、長くて急な階段を登らなくてはなりません。

急だからと言って、足元ばかりを見て歩いていると・・・

 

 

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階段のてっぺんで待ち構えている仁王像にビックリするので注意です。

(母が階段から転げ落ちそうになっていました。。)

写真ではわかり難いかもしれませんが、けっこうな大きさがありました。

 

 

■ 本堂

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【御本尊】
不動明王(ふどうみょうおう)

【御由緒】
 聖天院は奈良時代高句麗より渡来した高麗王若光の菩提寺として、待念僧勝楽上人により天平勝宝3年(751年)に創建されました。若光の守護仏聖天尊を本尊とし爾来600念間法相宗の道場でありましたが、貞和年間(1345年)中興秀海上人の代に真言宗に改宗されました。天正年間(1584年)圓真上人により不動尊(胎内仏弘法大師御作)を本尊とし聖天尊を別壇に配祀し、現在に至っています。江戸時代には高麗郡の本寺として、門末54箇寺を擁するほどの隆盛を誇り「院主の格式は諸侯に準ずる」とも記録されています。
(出典:拝観券案内)

御本尊様が、歓喜天(創建当時)から不動明王(改宗後)に変わっているようです。

高麗王の守護仏聖天尊は、現在も堂内に安置されているとのこと。

 

 

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お参りを済ませ後ろを振り返ると、目の前には日高の町が一面に広がっていました。

高いビルがないので、遠くの山まで見渡せます。

 

 

■ 鐘楼

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本堂の横には鐘楼があります。

 

 

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受付で100円を納めると鐘を打つことができます。

 

 

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その奥は丘のようになっていて、そこには古い鐘楼が残っていました。

 

 

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新旧コラボ。

 

 

■ 高麗王像

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旧鐘楼の横には、高麗王像。

 

 

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日高の町を見守っていました。

 

* * *

 

この丘をさらに進むと『在日韓民族慰霊塔』があります。

 

 

■ 雪山

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鐘楼反対側の本堂横には「雪山」と称された岩があります。

 

 

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これは石灰岩の塊で、本堂造成時に出現したものだそうです。

湧いて出た泡がそのまま固まってしまったような形をしていました。

 

 

■ 阿弥陀堂

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階段を下りて、庭園に戻ります。

庭園の隅には、阿弥陀堂

武蔵野三十三観音霊場第26番札所となっています。

ご本尊は聖観音

 

 

■ 高麗王の墓

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最後に、高麗王のお墓をお参りしました。

山門付近にあるので、拝観料なしでお参りできます。

 

 

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特徴的な墓石(?)で、

漬物石より2周りくらい大きい石が積み上げられていました。

 

 

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入口には、羊の像が対で立っていました。

狛羊?

 

 

御朱印

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御朱印は、中門を入ったところでいただけます。

 

 

旅の終わりに・・・

【ぶら旅メモ】
交通費:0
参拝費:910円
その他観光:300円
飲食代:600円
合計:1810円
歩数:9253歩

今回のぶら旅は、日高市巾着田をメインに、周辺の社寺をめぐりました。

 

曼珠沙華まつり』も実際の期間には花がまばらだったようで、

少し遅れて見頃を迎えました。

 

私が住む地域にはTVで紹介されるような桜の名所があり、

毎年『桜まつり』が開催されるのですが、、、

ある年はポツポツとしか咲いていなかったり、またある年は葉桜になっていたり。

ここ数年、お祭りと満開時期が一致せずです・・・。

 

年々、花の時期がずれているように感じます。

これも、地球の環境の変化の影響でしょうか???

花に関するお祭りの実行委員の方は、毎年ハラハラドキドキでしょうね。

 

私がなかなか出会えない花は『水芭蕉

昔、毎年のように尾瀬に行っていたのですが、

1度も水芭蕉の花を見たことがありません。

 

 

 

 

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【高麗山 聖天院 勝楽寺】
所在地:埼玉県日高市新堀990-1
アクセス:JR「高麗川駅」より徒歩30分
拝観時間:8:00~17:00(最終受付16:30)
拝観料:大人300円、子ども100円
御朱印:有
御朱印帳:不明
駐車場:有
公式サイト:https://shoudenin.jp/
(※2019年10月3日付けの情報です。)