七夕☆
7月7日。
年に1度、織姫と彦星が会うことを許された日。
そう、七夕です。
せっかくのデートの日だっていうのに、この日の天気は曇り空でした。
毎年、七夕は天気がよくないんですよね。。。
織姫と彦星が「じゃましないで!!!」と、雲隠れしているんでしょうか。
そりゃ、織姫と彦星にとっては待ちに待った日ですからね。
誰にもじゃまされず、2人きりでラブラブな時間をすごしたいですよね。
・・・なんて、人の恋路の心配をしている場合ではない私ですが。
そんな私はこの日、栃木県足利市を1人で(泣)ドライブ。
七夕にピッタリの神社に行ってきました。
他にも、乙女心爆発なスポットをいくつかめぐっています。
『織物の町』『美人の国』足利をぶらぶらしながら、女子力UP↑↑させましょう。
足利織姫神社
■ 参道
まず訪れたのは『足利織姫神社』
縁結びのご利益があると有名で、男女のみならず仕事やお金・健康などなど
7つのご縁を結んでくださる神社です。
織姫山に鎮座する織姫神社を参拝するには、
まず229段の階段を登らなくてはなりません。
とても急でしんどそうな階段ですが、、、
願いを込めて昇り切ると、その願いが叶うと言われています。
そう聞くと、昇る気力が湧いてきませんか?
「それでも、この階段はキツイ!!」という方もご安心を。
本殿裏に駐車場があるので、車で山を登ることができます。
私もその駐車場に車を停めたので、実際この階段は昇らず、逆に下りてきました。
下りて来た場合、願いごとはどうなるのでしょうか???
229段の階段を下りてきた私は、
もうひとつの登り口『えんむすび坂』から上を目指します。
看板に「正面階段より楽です。」とありますが、
決して楽する為にこの道を選んだワケではありません。
えんむすび坂では、とてもユニークな鳥居を見ることができるのです。
■ えんむすび坂
えんむすび坂は、正面階段の左手にあります。
ユニークな鳥居とは、7色の鳥居。
その鳥居をくぐることで、7つのご神徳を得られるそうです。
紫色:よき『経営』と縁結び
若草色:よき『学業』と縁結び
朱色:よき『仕事』と縁結び
緑色:よき『知恵』と縁結び
黄色:よき『健康』と縁結び
青色:よき『人生』と縁結び
赤色:よき『人』と縁結び
朱や赤の鳥居は見慣れていますが、その他の色は少し違和感ありますね。。。
確か去年は各色1基ずつしかなかったのですが、、、
いつの間にか数が増え千本鳥居のようになっていました。
レインボーの千本鳥居、、、なかなかの不思議な空間でおもしろいです。
ちなみに、「正面階段より楽」とありましたが、それなりに登ります。
ちゃんと舗装された道ではないので、雨の日などは足元注意です!!
途中、石碑やベンチがある場所があるので、ゆったり登ることができます。
7つの鳥居をくぐり終えると、神社の手前に出ます。
こんなに高くまで登ってきたんですね。
足利の町を一望できます。
■ 拝殿
朱色が鮮やかで美しい社殿。
七夕ということもあってか、多くの参拝客で賑わっていました。
「七夕の日に来たの初めて♪」なんて話しているカップルも。
参道にはお飾りがされており、願いごとが書かれた短冊がたくさんありました。
天御鉾命(あめのみほこのみこと)
天八千々姫命(あめのやちちひめのみこと)
【御由緒】
1200年余の機場としての歴史を持つ足利。この足利に機織の神社がないことに気づき、宝永2年(1705年)足利藩主であった戸田忠利が、伊勢神宮の直轄であり天照大神の絹の衣を織っていたという神服織機神社の織師、天御鉾命と織女、天八千々姫命の二柱を現在の足利市通4丁目にある八雲神社へ合祀。その後、明治12年(1879年)機神山(現在の織姫山)の中腹に織姫神社を遷宮した。
出典:公式サイト
由緒にもあるように、足利は昔から織物で栄えた町です。
現在は生産されていないようですが、
大正から昭和初期にかけて『足利銘仙』の生産が盛んだったそうです。
「縦の糸と横の糸が織り合って生地になる」
縁結びの神社と言われる所以も、ここから来ているようですね。
■ 七夕伝説
「離れ離れにされてしまった織女と牛使いの夫婦が年に1度天の川で再会する」
というストーリーが一般的な『七夕伝説』ですが、
「離れ離れとなってしまった織女と織師が年に1度渡良瀬川で再会する」
というストーリーが織姫神社の『七夕伝説』なのだそうです。
微妙に設定が違うみたいです。
余談ですが。
織姫と彦星(一般的な方)が離れ離れにされてしまった理由、
最近知ってビックリしました。
いちゃつきすぎてニートになりお父さんに怒られるとか・・・笑
このお話とは逆に、織姫神社の『七夕伝説』はとてもいいお話なので、
興味のある方は公式サイトをご覧ください。
■ 恋人の聖地
あらゆるご縁を結んでくださる神社ですが、
やはり『恋愛』のご縁を求めて参拝に訪れる方が多いのではないでしょうか。
私もその1人です。
そろそろ運命の人に出会いたい・・・。
こちらでご縁を授かって、愛するお相手と出会えたら、
更なるステージに進むことができます。
2人で鐘を鳴らすと幸せになれると言われる『愛の鐘』
ハート型の南京錠『愛むすび』
今はただ、時折聞こえてくる鐘の音に耳を傾けることしかできませんが、、、
いつか愛する殿方と鐘を鳴らしに来たいものですね。
御朱印
最後に御朱印をいただきました。
これは去年いただいたもの。
平成最後と令和最初が揃いました。
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所在地:栃木県足利市西宮町3889
アクセス:東武伊勢崎線「足利市駅」・JR「足利駅」より徒歩30分(巡回バス有)
御朱印:有(初穂料300円)
オリジナル御朱印帳:有
駐車場:有
公式サイト:https://www.orihimejinjya.com/
(※2019年7月7日現在の情報です。)
2019/07/07