【2021/11/06 ぶら旅コース】
國府神社→ 六所神社・下総総社跡 → 白幡天神社 → 不知森神社(八幡の藪知らず)→ 葛飾八幡宮 → 洋食レストラン 停車場
【コースMAP:国府台駅~本八幡駅 】
不知森神社(八幡の藪知らず)
■ 鳥居
白幡天神社から徒歩10分。
この旅のゴール、葛飾八幡宮に到着しました。
さっそく本殿へ向かいたいところですが、、、
その前に葛飾八幡宮の境外社『不知森(しらずもり)神社』をご紹介。
葛飾八幡宮の鳥居前を通る大通りを渡った場所に鎮座しています。
■ 外観
商業ビルが並ぶ大通りに不自然と茂る竹林。
ここが、不知森神社です。
通称「八幡の藪知らず」と呼ばれ、ミステリースポットとしても有名。
この藪に入ったら2度と出られないという、禁足地になっています。
初めて訪れた時は、ある意味ビックリしました。
「入ったら出られない」という伝説から、鬱蒼とした森を想像していたのに。
実際に行ってみると・・・
ビルや住宅に囲まれた、向こう側が透けて見える程小さな藪だったのです。
■ お社
【不知八幡森(しらずやわたのもり)】
通称:八幡の藪知らず
江戸時代に書かれた地誌や紀行文の多くが、八幡では「藪知らず」のことを載せています。
そして「この藪余り大きからず。高からず。然れども鬱蒼としてその中見え透かず。」とか、「藪の間口漸く十間(約18メートル)ばかり、奥行きも十間に過ぎまじ、中凹みの竹藪にして、細竹・漆の樹・松・杉・柏・栗の樹などさまざまの雑樹生じ・・・」などと書かれたりしていますが、一様にこの藪知らずは入ってはならない所、一度入ったら出てこられない所、入れば必ず祟りがあると恐れられた所として記載され、「諸国に聞こえて名高き所なり」と言われて全国的に知られました。(以下省略)
(出典:案内板)
鳥居の中には、小さなお社が建っています。
藪全体をお祀りしているといった感じでしょうか。
「これなら出れるっしょ!」なんて思いがちの小さな藪ですが、
鳥居をくぐるとさすがに異質な空気になりますね。
すぐ後には多くの人が行き来しているのに、
「鳥居から出られるかしら?」なんて、
自分だけ異世界に行ってしまっているんじゃないかと言う恐怖に駆られます。
周りが街というギャップもあるかもしれません。
案内によると、この藪は江戸時代には存在しており、
当時から18m×18mの広さだったとのこと。
時代と共に規模が削られこの大きさになったのかと思っていたのですが、
どうやら当時とあまり変わってなさそうです。
お社の脇には3つの石碑が並んでいます。
入ってはいけない理由
案内板には藪に入ってはならないいくつかの説があげられていました。
ネットで調べるともっと出てくるのですが、
ここでは案内板内の情報だけに留めておきます。
現実的に考えられそうなものからオカルトチックなものまでありますが、
「入ってはいけない本当の理由が忘れ去られ、いろいろ取り沙汰されたのでは」
と案内板の最後にありました。
ちなみに私の考えは、『埋蔵金が眠っている説』です!
昔この辺りに住んでいたお金持ちが財宝を埋めて、
それを隠すために怖い噂を流したのでは・・・と考えています。
案内板に、ちょっとおもしろい伝説が書かれていました。
なんと、水戸光圀公もこの藪で迷子になっていたそうです!!!
黄門様はこの藪で怪異に見舞われたそうですが、無事生還したとのこと。
この様子は錦絵によって残されているそうです。
確か・・・
黄門様はどこかの神社の境内で鳥を射落とそうとして罰が当たったという話を
聞いたことがありました。
黄門様って、なかなかの破天荒な方ですね(笑)
御朱印
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【不知森神社(八幡の藪知らず)】
所在地:千葉県市川市八幡2-8
アクセス:JR「本八幡駅」より徒歩5分
御朱印:有(葛飾八幡宮にて)
駐車場:有(葛飾八幡宮)
公式サイト:https://www.katsushikahachimangu.com/
(※2021年11月6日時点の情報です。)