【2021/11/06 ぶら旅コース】
國府神社→ 六所神社・下総総社跡 → 白幡天神社 → 不知森神社(八幡の藪知らず)→ 葛飾八幡宮 → 洋食レストラン 停車場
【コースMAP:国府台駅~本八幡駅 】
白幡天神社
■ 鳥居
六所神社から葛飾八幡宮までの道の途中、白幡天神社にも立ち寄りました。
タイトルには葛飾八幡宮関連の神社とありますが、こちらは別になります。
道順を確認している時に、たまたま見つけました。
■ 神門
住宅地の中なので小さな神社かと思いきや、とても広く立派な佇まいです。
大通りを歩いていたらなかなか気付けない場所なので、
こうして住宅地を歩いてみるのもおもしろいな~と思いましたね。
境内は七五三の家族で賑わっていました。
■ 拝殿
武内宿禰(たけのうちのすくね)
菅原道真公(すがわらのみちざねこう)
【御由緒】
当宮の創建は不詳なれど治承4年(1180年)源頼朝が安房の国に旗上げの際、この地に白幡を掲げたるをもって白幡と名付けられたと伝えられております。其の後正親町天皇の御代、天正12年(1548年)に御社殿改築の記録を残し、太田道灌によって御造営されたともいわれる古社であります。また、昭和59年には、神社本庁振興対策モデル神社の指定を受けるにいたりました。
御拝殿に掲げられております社額は、勝海舟揮毫によるものであります。明治12年の御社殿造営を記念する板絵は、柴田是真作のもので市の重要文化財に指定されております。
御祭神の武内宿禰は、大変ご長命な方で、五朝の天子にお仕えされ、尽忠無二、国務を整理された功臣第一と伝えられております。
また、後に合祀されました、御祭神菅原道真公は承和12年(845年)京都に誕生され、学徳識見ともに高く志操堅固な方であります、学問の神として廣く信仰を集めております。
(出典:境内案内板)
もともと『白幡神社』と称していましたが、
菅原道真公を合祀したことにより『天』の字を加え、
現在の『白幡天神社』となったそうです。
■ 社額
拝殿から見える社額は、勝海舟揮毫のもの。
この辺りには勝海舟が書いたとされる社額を掲げる神社をいくつかあり、
■ 境内
境内は木々が美しく整えられており、庭園のようになっていました。
所々で七五三の写真撮影が行われています。
この境内だったら素敵な写真が撮れそうです。
■ 境内社
本殿横には境内社。
古峯神社、浅間宮、稲荷神社、白山妙理大権現、小御嶽石尊大権現
柵内に5社が祀られています。
■ 御神木
御神木の黒松。
昭和54年に強風で折れてしまったとのこと。
現在は市の天然記念物に指定されています。
黒松は市川市の木なんですね。
私は市川生まれなのですが、出生届を出した際、記念樹として松を貰ったそうです。
その松は今もうちの庭で成長中です。
■ 神輿舎(?)
扉には八幡社と天神社の紋。
■ 石碑
明治~昭和にかけての小説家、永井荷風の石碑。
駅に向かう道には荷風の名前がついていました。
この方を存じておらず調べてみたところ、
それ以前は『文豪の町』文京区に住んでいたとのことです。
このブログを始めた頃、文京区で文豪の旧居跡をめぐったことがありました。
その時に知っていれば行っただろうに・・・ちょっと残念です。
こちらも明治~昭和にかけての小説家、幸田露伴の石碑。
作品の中に白幡天神社をはじめ弘法寺や手児奈霊神堂など、
この辺りの情景がたびたび登場するそうです。
といっても、彼が市川で暮らしたのは1年ほど。
市川に移り住んで間もなく亡くなられたようです。
ちなみに、葬儀は白幡天神社で行われました。
御朱印
御朱印は書置きですが、その場で書いてくださるので少々時間がかかります。
神職さんとお話しながら待っていたのですが、みなさん物腰の柔らかい方ばかり。
七五三でお忙しいでしょうに、通りかかる神職さんみな声をかけてくださいました。
事務的に御朱印を受け取ることが多いので、こういうのって嬉しいものです♪
いつもより気分よく神社を後にすることができました。
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所在地:千葉県市川市菅野1-15-2
アクセス:京成線「京成八幡駅」より徒歩10分
御朱印:有
オリジナル御朱印帳:不明
駐車場:有
公式サイト:https://www.shirahatatenjinsya.com/
(※2021年11月6日時点の情報です。)