葛飾柴又寅さん記念館
帝釈天から5分ほど歩いた場所にある、寅さん記念館にも立ち寄りました。
入場料500円。
(行っていませんが・・)『山田洋次ミュージアム』も併設されており、
1枚のチケットで両方楽しむことができます。
入口では、寅さんが看板を取り付けていました。
「ねぇちゃん、よく来たな~!!」とでも言っているような表情です。
展示(写真なし)
- プロローグ『男はつらいよ』の世界
山田洋次監督をはじめ、撮影、証明、録音、メイクなど映画製作現場のスタッフを紹介するコーナー。
監督が使ったメガホン・デッキチェアが展示されています。 - 再現ジオラマ「柴又帝釈天参道」
寅さんの少年時代から、放浪の末、故郷柴又へ舞い戻るまでの物語を、さくらのナレーションと共に、可動式のジオラマでたどることができます。 - 撮影スタジオ「くるまや」
実際の撮影に使用した「くるまや」のセットを大船撮影所から移設。
お茶の間では撮影した数々の名場面を見ることができます。 - 記念撮影コーナー(有料)
日本で唯一、寅さんと記念写真が撮れるプリクラです。 - タコ社長の「朝日印刷所」
博が働いていた印刷工場を再現。
本物の活版印刷機も展示されています。 - 「くるまや」模型
寅さんの実家「くるまや」を1/16のスケールで再現されています。 - 「わたくし生まれも育ちも葛飾柴又です」コーナー
昭和30年代の帝釈天参道の町並みを精巧に再現されています。 - 選択映像コーナー「名場面集」「寅さんたちのマドンナ」「Q&A」
マドンナのプロフィール、名場面の数々、映画にまつわるクイズを楽しむことができます。 - 思い出に残るなつかしの駅舎
駅員が切符を切っていた時代の駅舎が再現されています。 - 帝釈人車鉄道への旅
「帝釈人車鉄道」の客車を模型で再現。
レプリカの客車に乗って記念写真を撮ることもできます。 - 寅さんが愛した鈍行列車の旅
鈍行列車の向かい合わせの客車を再現。
車窓には旅の名場面や啖呵が映し出されます。 - 資料展示コーナー
寅さんの衣装、トランク、台本などが展示されています。 - エピローグ「エンディングコーナー」
出口に続く道の壁に、歴代のマドンナやポスターが次々と映し出されます。
館内は、まるで映画の世界に入り込んだような造りで、全身寅さんに浸れます。
驚いたのは、くるまやのセット。
長いテーブルに小さなイスが数脚並んでいます。
作品でもよく観た光景なのですが、、、なんと店の片隅にお座敷席を発見!!
S氏も「座敷なんて映画に映ってた!?」と、初めて知ることもありました。
それと寅さんと言えば、やはりマドンナの存在。
マドンナ役が紹介されたコーナーは、みなさん釘付けで見ていました。
この時代の女優さんは本当に奇麗です。
中でも私のお気に入りは、第14作『寅次郎子守唄』に出演した十朱幸代さん。
「チャーミング」という言葉がとっても似合う可愛らしさがたまりません。
ついでにS氏に同じ質問をしてみると「俺は断然歌子(吉永小百合)だ!」と。
吉永小百合さんは、男性人気が根強いですね。
* * *
ジオラマなどを駆使して、寅さんたちの暮らしが見事に再現されていました。
寅さんを通して、昭和の古き良き町並みを知ることもできます。
映画では気づかなかった細かい演出などを見つけるのもおもしろいですね。
これを踏まえて、再度映画を見返すのもいいかもしれません。
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所在地:東京都葛飾区柴又6-22-19
アクセス:京成線「柴又駅」より徒歩8分
開館時間:9:00~17:00
定休日:第3火曜日(休日の場合直後の平日・年末年始は営業)
入館料:500円(一般)
駐車場:柴又公園駐車広場(有料)
公式サイト:http://www.katsushika-kanko.com/tora/
(※2019年12月28日付けの情報です。)