『男はつらいよ』聖地巡礼
『男はつらいよ』の新作公開記念に、柴又・寅さんめぐりに行ってきました。
今回同行してくれたのは、
映画友達であり、プロレス友達であり、御朱印友達でもあるS氏。
たまたま寅さんの話になり、
私:1年半かけてやっと寅さん全話観終わったんですよー。
S:俺も最近全部観た!!!じゃー新作も観に行くか!
私:それなら映画の前に、寅さんめぐりもしましょーよ!
2人:イエーイッ!!
こんな感じで、今回の旅が始まりました。
「寅さん(全49話)を全部観終わったら行こう!」
と温めていた企画だったので、S氏も参加してくれて更に楽しい旅になりました。
柴又駅
まずは、この方にお会いしなくては。
寅さんの像です。
寅さんが見つめる先には、さくらがいます。
さくらの像は、寅さんから遅れて建てられたかと思います。
さくら目線の寅さん。
今度はいつ帰ってくるのでしょうか???
柴又帝釈天
■ 参道
寅さんに挨拶をし、帝釈天に向います。
参道には、アニメ風寅さん。
そして、おなじみの台詞が書かれた石碑があります。
■ 二天門
おいちゃん、おばちゃん、さくらたちが暮らす商店街を通ると、
その突き当たりに大きな門が現れました。
柴又帝釈天の玄関、二天門です。
こちらの門は、日光東照宮の陽明門を模したと言われているそうです。
そう言われてみると、彫刻の派手さはありませんが、形が似ていますね。
門の両側には増長天・広目天が安置されているとのことですが、、、
不在でした。
■ 帝釈堂
日蓮宗
【御本尊】
大曼荼羅(だいまんだら)
【御由緒】
当山は経栄山題経寺(日蓮宗)と言い、寛永年間(1629)に開基され、開山上人を下総中山法花経寺第十九世禅那院日忠(ぜんないんにっちゅう)上人とし、その弟子の第二代題経院日栄(だいきょういんにちえい)上人が実際の開基である。
日栄上人が柴又に寄った際、見事な枝ぶりのマツと、その下に霊泉が沸いているのを見つけ、この地に庵を設けたことがその始まりとされている。
当山には昔より日蓮聖人御親刻と言われる帝釈天のご本尊が安置されていたが、江戸中期の一時所在不明となっていた。安永年間に至り当山の第九代亨貞院日敬(こうていいんにちきょう)上人は此の寺のお堂が荒廃したのを嘆き、その復興を計ったところ、安永8年(1779)の春、本堂改修中の梁上にこのご本尊を見出し、ついにご本尊の再来の法悦にあったのである。その吉日が庚申(かのえさる)に当たったことが、当山と庚申の結縁の始まりになったのである。
(出典:公式サイト)
「柴又帝釈天」との呼び名で親しまれるこのお寺は、経栄山題経寺と言います。
それに加えてこのお堂が本堂だと思っていたのですが、
帝釈堂と言って本堂は別にあることを初めて知りました。
「帝釈天=毘沙門天」と考えられており、柴又七福神のひとつとなっています。
帝釈堂を覆い隠すほどの大きな松も、見所のひとつ。
この木が柴又帝釈天創建にかかわる、『瑞龍のマツ』です。
三方向に伸びる枝がとても美しいです。
初詣に向けた整備がされており、正面ではなく臨時の入口から中へ入ります。
ちなみに、この入口の奥のお堂が本堂です。
冷たい板の廊下を渡り、帝釈堂へ。
御仏壇の前でお参りさせていただきました。
御朱印も堂内でいただくことができます。
■ 境内
寅さんの映画では欠かせない場所です。
源ちゃんや御前様がいらっしゃるのではないかと、思わず探してしまいます。
■ 手水舎
先ほど紹介した『瑞龍のマツ』の根元に湧き出た霊泉です。
江戸時代から人々はこの水を飲み、健康を祈念していたと言います。
寅さんの名台詞の中にも「帝釈天で産湯をつかい~」とありましたね。
このお水のことでしょうか。
■ 浄行菩薩
手水舎の隣には、浄行菩薩様。
水の菩薩としてこの世を浄化し、人々の罪や穢れを洗い清めてくださるそうです。
■ 大鐘楼
帝釈天に入った瞬間、鐘の音が響きました。
ちょうどお坊さんが鐘をついているところでした。
■ 観音菩薩像
左側の観音様がピースしているようにしか見えないのは私だけでしょうか。。。
■ 寅さんおみくじ
最後におみくじを引きました。
境内の片隅に見つけた『寅さんおみくじ』
運勢+寅さんの名言が書かれいるそうです。
もう数日で年が明けてしまいますが、、、
おもしろそうだったので引いてみることにしました。
古い木製の箱にお金を入れてボタンを押します。
寅さんが出てくるとか、曲が流れるとか、そんな演出を期待していたのですが、
「ポトッ」と普通におみくじが出てきました。
結果は『吉』
「しっかりやれよ、またいつか、日本のどっかで、きっと会おうな。」
寅さんの言葉が添えられていました。
この数時間後にスクリーンで寅さんと会うことになっているので、
おみくじ通りになりましたね。
御朱印
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(※2019年12月28日付けの情報です。)