写経
私は仏教徒でも何でもないのですが、去年から写経を始めました。
本当にたまになのですが、時間がある時に書いています。
写経を始めたきっかけは、去年、牛久の大仏に行った時のこと。
大仏様の胎内に写経コーナーがあり、初めての写経に挑戦してみました。
ところが、用意された書道セットは筆が割れ放題で、筆ペンもインクが出ない。
写経にはリラックス効果があると聞いていたのに、逆にイライラする始末。
そんなこともあって、こっぴどい出来となってしまいました・・・。
(写真は書いた後のものです。)
それに満足できなかった私は、家でリベンジすることに。
牛久より文字数の多い『般若心経』を写しました。
一文字一文字を集中して書く。
頭が「無」になる感覚と、書き終えた後の達成感。
それと、少々の疲労感が体に心地よさを与えてくれます。
最近、パソコンやスマホばかりでペンを持たなくなったので、
筆ペンで文字を書くという作業が、妙に楽しく感じたりもしました。
「写経っていいな♪」
そう思った私は、リベンジを果たした現在も、細々と書き続けているのです。
写経の効果
写経とは仏教の経文を写すことです。
何種類かの経典があるようですが、般若心経が一般的ではないでしょうか。
ちなみに般若心経は、276文字。
時間にすると1時間程度で書き上げることができます。
写経をすることによって・・・
- リラックス、心の安定
- 疲労回復
- 脳の活性化
- 集中力、忍耐力が身につく
- 字の上達
このような効果が得られると聞きます。
確かに、ここ最近「字がきれいだね」と褒められることが多くなりました。
これは、写経効果でしょうか?
私の場合、月1~2枚書けばいい方なので、
身体的効果を自覚するにはまだまだ書き足りないかもしれませんが、
仕事以外に集中する場を持つのはとてもいいことのような気がしています。
この効果は般若心経だけではなく、
小説の一文や歌詞を写すことでも同じ効果があるそうです。
『書く』という行為に意味があるのかもしれませんね。
写経セット
私が使っている写経セットです。
お手本の上に半紙を置いて、透けた文字をなぞります。
なぞっているのに、なぜか自分の文字になってしまうのも面白いところ。
お手本は商品によって文字に癖があるので、
できるだけ崩れていない文字のものを選んでいます。
筆ペンは中字の太さを使っています。
筆先がゴム製のものもあるのですが、やっぱり毛のタイプが書きやすいですね。
お正月休みに
もういくつ寝るとお正月♪
暖かい部屋でゆったりと書初めもいいかもしれません。
私は普段筆ペンで済ませてしまっているので、
墨をするところからやってみたいなと思っています。
お寺での写経会にも参加してみたいですね。
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