納経
2019年もあとわずか!
ということで、今年書いた写経をお寺に納めに行ってきました。
慈恩寺
■ 山門
納経意外にも、厄除けなどでお世話になっているお寺です。
昔、このあたりには岩槻城がありました。
その名残か、岩槻区の道は異様にクネクネしています。
慈恩寺の山門もカーブに突き出すように建っているので、
車で走っていると突然目の前に門が現れてビックリします。
境内側から見ると、この門から道が始まっているように見えますね。
■ 本堂
天台宗
【御本尊】
千住観世音菩薩(せんじゅかんぜおんぼさつ)
【ご利益】
夫婦円満、家内平安、子宝
【御由緒】
慈恩寺は、天長元年(824)慈覚大師(円仁)により開かれた寺院です。
関東北部から奥羽地域一帯には、大師とゆかりのある寺社が多く存在しますが、慈恩寺は早くから天台宗の有力寺院として栄えたため、大師との関わりは深く、慈恩寺という寺名も大師が学んだ唐の長安(現西安)にある大慈恩寺にちなんで寺名としたことに起因しています。
また慈恩寺の縁起について「華林山慈恩寺縁起」には大師が大杉の霊木を毘沙門天のお告げにより、千住観世音菩薩を彫刻して、慈恩寺の本尊として崇めたことなどが述べられており、当寺と大師に関わる伝説を今に伝えています。
(出典:公式サイト)
坂東三十三観音霊場第12番札所となっています。
その際、徳川家の将軍が慈恩寺に立ち寄ることもあったそうです。
三代将軍家光が境内で昼食を取ったという記録があるのだとか。
■ 納経所
お参りを済ませ、納経所で写経したものをお渡ししました。
いつもはご住職しかいらっしゃらないのですが、年末でお忙しいのでしょう。
この日は、若い僧の方が対応してくださいました。
「師走」というくらいですからね。
■ 境内
境内を散策します。
境内はとても広々としていて、初詣にはいくつもの屋台が並び賑わいます。
■ 鐘楼
鐘楼も初詣の期間は一般参拝客も鐘をつくことができるので、
毎年長い長い行列ができています。
■ 仏足石&阿弥陀如来坐像
本堂の手前には仏足石。
その後方には、阿弥陀如来様がいらっしゃいます。
■ 南蛮鉄灯籠
阿弥陀様の近くには、錆びた鉄灯籠。
天正17年、岩槻城城主北条氏房の家臣、伊達与兵衛房実により寄進された物で、
市の文化財に指定されているそうです。
■ 馬
お馬さんがいるお堂。
窓から外の様子を眺めています。
■ 聖徳太子堂
中にはお地蔵様がいらっしゃいました。
このお地蔵様が聖徳太子???
■ 藤棚
休憩スペースには大きな藤棚。
何度も参拝に訪れているのですが、未だに藤の花を見たことがありません。
これだけ大きく枝を伸ばしていれば、花の時期はきれいでしょうね。
今の時期は花の代わりに大きな豆が垂れ下がっていました。
* * *
坂東の札所になっていることもあり、普段から人の出入りが多いお寺です。
ご近所の方がお散歩がてら参拝する姿も見えるので、
地域の方々の憩いの場ともなっているようですね。
御朱印
写経を納めに行くたびに御朱印をいただいているので、
慈恩寺だけでもかなりの数があります。
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