関東ぶらりん旅

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開山堂(両大師)/輪王寺(東京都台東区) ~上野公園の寺社をめぐる旅 2/9~

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【2020/11/07 ぶら旅コース】
寛永寺開山堂(両大師)/輪王寺 上野東照宮東照宮第一売店上野大仏花園稲荷神社五條天神社不忍池辯天堂清水観音堂
【コースMAP:鶯谷駅~上野駅(※実際の徒歩ルートと異なることがあります)】

輪王寺

 山門

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寛永寺根本中堂から徒歩7~8分、輪王寺へ向かいました。

都内で唯一の、門跡寺院です。

寛永寺のお寺のひとつで、一般的に「開山堂」「両大師」などと呼ばれています。

 

日光にも3代家光公が眠る輪王寺がありますが、

上野の輪王寺も日光の輪王寺も江戸時代は正式な寺号ではなく、

東叡山(寛永寺)と日光山(満願寺)両山の山主であった、

輪王寺宮法親王の称号から取られた名だったそうです。

正式に寺号と認められたのは明治に入ってからとのことでした。

 

 

 本堂

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【御本尊】
阿弥陀如来(あみだにょらい)
慈眼大師天海大僧正(じげんだいしてんかいだそうじょう)
慈恵大師良源大僧正(じえだいしりょうげんだいそうじょう)

【宗派】
天台宗

【御由緒】
當堂には寛永寺開山慈眼大師天海大僧正と大僧正が尊崇された第18代天台座王慈恵大師良源大僧正を祀る。
天海大僧正は本坊内に慈恵堂を設けておられたが、やがて大僧正の入寂後に建立された。
開山堂に慈恵大師を合祀したため「両大師」と呼ばれる様にになった。
ここに、慈眼大師350回の御遠忌を迎え両大師堂を始めとする寺観を一新すると共に新たに輪王殿を建立し、以て報恩の一端に擬するものである。
(出典:境内案内板)

 ひとつの場所にいくつもの呼び名があるのでごっちゃになってしまいますが、、

輪王寺に建立したお堂が、

寛永寺を開山した慈眼大師天海大僧正をお祀りすることから「開山堂」、

後に慈恵大師良源大僧正を合祀したことで「両大師」と呼ばれるようになった。』

ということですね。

 

ちなみに、慈恵大師良源大僧正は『おみくじ』の創始者なのだそうです。

当時のおみくじも現在のおみくじとさほど変わらない形だったようです。

 

 

 天海僧正毛髪塔

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上野公園内(西郷像の近く)には、天海僧正の毛髪を納めた供養塔、

天海僧正毛髪塔があります。

 

 

 阿弥陀堂

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阿弥陀堂には3体の仏様が安置されています。

 

 

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左から、地蔵大菩薩阿弥陀如来虚空蔵菩薩

堂内が狭いのか、なかなかの密っぷりです。

写真で表現できずに残念ですが、実物を目の当たりにすると、

押し迫ってくるような迫力を感じます。

 

 

 地蔵堂

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 宝塔

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 大賀ハス古代蓮

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御本堂の前には、大賀ハスの池があります。

大賀ハス古代蓮の一種で、2000年以上前の蓮の種が発芽したもの。

・・・時期が遅すぎましたね。

 

 

 御車返しの桜

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同じ木から一重と八重の花が咲く、珍しい桜。

後水尾天皇輪王寺宮の父)が京都の常照皇寺に花見に行かれた際に、

その桜があまりに美しかったので、

帰り道に牛車を戻して再びご覧になったことから、

『御車返し』の名がつきました。

 

花の見ごろはソメイヨシノより少し遅い時期だそうです。

この桜は是非見てみたいですね。

来年の春にでも再訪したいと思います。

 

 

 旧本坊表門

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開山堂を見学後、お隣の輪王殿へ。

輪王殿は、寛永寺の斎場です。

 

 

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輪王殿の手前には、黒く大きな門が建っています。

 

 

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こちらが、旧本坊の表門。

根本中堂の境内にあった鬼瓦の持ち主です。

 

旧本坊は現在の東京国立博物館の地にありましたが、上野戦争の際に焼失。

この表門のみ戦火を免れました。

 

 

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屋根を見上げると、先ほど見た鬼瓦がありました。

 

 

御朱印

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御朱印は御本堂内でいただけます。

前回は直に書いていただいたのですが、現在は書置きのみのようです。

この他に、両大師それぞれのお名前が書かれた御朱印も増えていました。

2回目の御朱印ならば、そちらをいただけばよかったですね。

なぜか、前回と同じものをいただいてしまいました。。

 

 

 

 

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【開山堂(両大師堂)/輪王殿】
所在地:東京都台東区上野公園14-5
アクセス:JR「鶯谷駅」「上野駅」より徒歩8分
御朱印:有
オリジナル御朱印帳:不明
駐車場:有(輪王殿)
公式サイト:http://kaisando.kaneiji.jp/(開山堂)
(※2020年11月7日付けの情報です。)