食後の散歩
ラーメンをすすりながら、
「確かこの近くに珍しいお地蔵様がいたな・・・」
なんてことを思い出し、食後の散歩がてら見に行くことにしました。
そのお地蔵様は、笠をかぶった笠地蔵なのですが、、、
道端や昔話でよく見る笠地蔵とは、ちょっと様子が違います。
篠津観音堂
和楽から車で2分、歩いても6分程度の距離にある、篠津観音堂へ。
同じ町内にある青雲寺が管理する墓地のようです。
■ 境内のお地蔵様たち
お堂の周りには、たくさんの石仏やお地蔵様がいらっしゃいました。
小さなお堂の中にも、お地蔵様。
六地蔵は手ぬぐいをかぶっています。
篠津の笠地蔵
今回のメインである『篠津の笠地蔵』がこちらになります。
普段イメージするお姿と比べると、少し違和感がありませんか?
なんと、笠が石でできているんです。
石でできているというか、、、本体と一緒に掘り出されているんですね。
笠やニット帽をかぶせられたお地蔵様はよく見かけますが、
逆に脱げないタイプはなかなか珍しいそうで、市の文化財に指定されています。
市内で目にできるのはここだけとのこと。
「市内ではここだけ」という説明なので、
他の市や県でも見かけることがあるのかもしれませんが、私は今回初めて見ました。
ちょっと重そうに見えるのは私だけでしょうか???
おもしろいお地蔵様ですね。
この2体は、観音堂の入口を挟むように向かい合って立っています。
写真右のお地蔵様は享保13年(1728年)、左のお地蔵様は明和3年(1766年)と
銘打たれているそうです。
★ブログランキングに参加しています★