久しぶりの川口
川口市で開催されている、映画の展示イベントに行ってきました。
川口は10年前に5年ほど暮らしていたことがあり、馴染みのある街です。
久々に訪れましたが、あの頃とまったく変わらず、懐かしい思い出が蘇りました。
当時も神社めぐりをしていたのですが、川口市はとにかく広い!!!
川口・西川口・東川口・鳩ヶ谷・川口元郷・南鳩ヶ谷・戸塚安行・新井宿
駅が8つもあります。
ある時、川口七福神をめぐろうと、自転車で出かけたことがありました。
途中迷ってしまい、通りかかったおじさんに道を聞いたところ・・・
「自転車なんかじゃ回れないよ!日が暮れちまうよ!!」
と言われ、結局1軒もたどり着くことなく帰ってきた記憶があります。。。
なので、住んでいながらも、未参拝の寺社がけっこうあります。
そんなこともありまして。
今回、映画のイベント目的で川口を訪れたのですが、
いい機会なので、まだ行っていない神社も数社めぐってきました。
峯ヶ岡八幡神社
■ 鳥居
『峯八幡宮行き』というバスをよく見かけ、気になっていた神社です。
■ 参道
スッと一直線に伸びた参道。
両側には石灯籠が等間隔に並び、気持ちがいいです。
■ 神門
神門の先に拝殿が見えました。
■ 拝殿
応神天皇(おうじんてんのう)
神功皇后(じんぐうこうごう)
仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)
【御由緒】
峯ヶ岡八幡神社は、平安時代の天慶年間(938~947年)に源経基の創建と伝えられ、かつては足立郡谷古田領三十二か村(川口市新郷、安行の一部及び草加市の一部)の総鎮守に列せられた由緒ある神社である。
御神体の木造僧形八幡坐像は、檜材寄木造りで、木造のしとね(敷物)の上に座し、袈裟をかけ、左手に経巻、右手に錫杖をもった高さ24センチメートル、肩幅12センチメートルの像で、胎内をえぐり頭部ははめ込みの方法をとった鎌倉時代後期のすぐれた木造彫刻である。胎内には造像時の願文や経文等の36点が納められている。
胎内願文は、弘安5年(1282年)7月23日に書かれたもので「なもはちまんたいほさつ こんしゃうあんをん らいしゃうかならずみちひかせたまえ 弘安5年7月23日 清原光兼」(大きさ縦12センチメートル、横6センチメートル)とあるように、小紙片に子孫繁栄、病気全快、現世安穏、往生極楽等切実な願いを記したものが多い。いづれも当時の人々の安穏な生活を願う姿を偲ばせるもので、人々の心を知る貴重な資料である。
(出典:境内案内板)
御祭神に親子神が祀られていることから、
子供守護・家庭円満・安産等のご利益があると言われているそうです。
■ 本殿
本殿は、神門や拝殿の落ち着いた雰囲気とは違い、鮮やかな朱色。
この造りと色がマッチして、とても美しくかわいらしい社殿でした。
■ 大銀杏
拝殿の横には御神木。
樹齢700年の大銀杏です。
枝だけでもものすごい迫力です。
根元を見てみると、何本もの木が重なりあっているように見えました。
この大銀杏には、とある伝説が残っているそうです。
「新羅三郎義光(八幡太郎義家の弟)が当社に参籠して戦勝を祈願したところ、
2羽の白鳩が大銀杏にとまり、金色の幣帛となって飛び去りました。
この金色の幣帛が戦中、空に現れ、戦勝したといわれています。」
このことからこの大銀杏には、
勝負運などのご利益があるとされているそうです。
さらに、願うと母乳の出が良くなると言われる、乳銀杏。
女性にも優しい御神木です。
落ちた銀杏はお持ち帰りOK。
■ 境内社
左から、日枝社・神明社・白山社。
諏訪社。
稲荷社。
御朱印
最後に御朱印をいただきました。
★ブログランキングに参加しています★