姫宮駅へ
東武動物公園駅は動物園があることもあり駅周辺も賑やかでしたが、
姫宮駅前はスーパーと飲食店が1軒ある程度で閑散としていました。
姫宮神社
■ 鳥居
駅から徒歩10分ほどの場所に鎮座する、姫宮神社。
宮代町の「宮」の字を取ったと言われている神社です。
■ 拝殿
多紀理昆売命(たきりひめのみこと)
多岐津比売命(たぎつひめのみこと)
市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)
【御由緒】
姫宮神社は旧百間領の総鎮守で、祭神は多紀理昆売命・多岐津比売命・市杵島比売命の三柱を祀る。社伝では、桓武天皇の孫の宮目姫が当地に立ち寄った際、紅葉の美しさに見とれ、突然の病で亡くなったことを、後に慈覚大師円仁がこの話を聞き、姫の霊を祀ったのが始まりであるともいう。また、一説には、延長5年(927年)成立の『延喜式』に記載される「武蔵国埼玉郡宮目神社」は当社のことであるという。
(出典:境内案内板)
宮目姫が紅葉に見とれてから亡くなるまでの展開が急すぎて驚きの由緒です。
寒い中で長い時間紅葉を眺めていて、風邪を引いてしまったのでしょうか?
旅の疲れもあったとも言われています。
拝殿前に参拝順路の図がありました。
境内社がたくさんあるようです。
ひとつひとつ見ていきます。
■ 狛犬
70年代のフォークシンガーを思わせる髪型をした狛犬。
■ 稲荷社
拝殿の左側には、稲荷社がありました。
■ 香取社・鹿島社&天神社
拝殿の右側には数社並びます。
まずは、香取社・鹿島社と天神社。
左側の香取社・鹿島社は、格子の奥に小さなお社が2社並んでいました。
そのお隣には天神社。
中央に『必勝合格祈願』と書かれた幟が立っています。
勝負事の神様と学業の神様ですからね。
受験の際にセットで参拝すると、合格間違いなし!・・かもしれません。
■ 地主社
境内地を守る地主社。
■ 八幡社
元は別の場所に鎮座していたという八幡社。
八幡社は少し小高い場所に建っているのですが、
昔、その辺りからたくさんの土器が出土したことから、
古墳ではないかと推定されているのだそうです。
■ 三峯社
最後は三峯社です。
■ 力石
狛犬の前には、力石が奉納されていました。
力石とは、力試しに用いられた石のこと。
大きな石を持ち上げて体を鍛えたり、娯楽としても盛んだったそうです。
ちなみに、左163kg、右123kg。
かなりの重さですね。
御朱印
最後に御朱印をいただきました。
神社から歩いて数分の、宮司さん宅でいただきました。
境内には社務所がないので、御朱印をいただくには宮司さんへの連絡が必要です。
電話番号は検索すると出てきます。
私は当日の参拝時に連絡を入れてしまったのですが、
「帰ってきた時にちょうど電話が鳴ったので、タイミングよかったです。」
と、突然の訪問にも関わらず快く受け入れてくださいました。
参拝日が決まっている場合は、事前に連絡を入れておくといいかもしれません。
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