お岩さんめぐり 番外編
前回の投稿で「納涼!お岩さんゆかりの地をめぐる旅」は終了したのですが、
まだ行っていた場所があるので、番外編としてお送りします。
普通に書き忘れてしまいました。。。
すがも鴨台観音堂
妙行寺からファイト餃子への移動中に見つけた『鴨台(おうだい)観音堂』
ちょっと気になったので、寄ってみることにしました。
■ さざえ堂
聖観自在菩薩(しょうかんじざいぼさつ)
【御由緒】
平成25年5月18日に完成した「すがも鴨台観音堂」は八角・三匝の階堂で、堂内の回廊は往路と復路が交わることのない二重螺旋構造になっています。その構造を巻貝のサザエ(栄螺)に例えて「鴨台さざえ堂」とも称します。
(出典:すがも鴨台観音堂 参拝のしおり)
新しそうなお堂だなと思ったら、6年前に建てれたものでした。
モダンな雰囲気で、とてもおしゃれです。
このお堂は、大正大学の敷地内に建っており、
キャンパス改造プロジェクトの一環として建立したそうです。
大正大学は、仏教系の大学なんですね。
■ 不思議な構造
さざえ堂は『二重螺旋構造』と言って、
らせん状に上まで登って行き、最上階で折返すことなく、
そのまま降りて来ることができます。
一方通行なので人とすれ違うこともありません。
もうひとつあるはずのルートも見えない構造になっているので、
「一体どうなってるの!?」とただただ不思議な感覚に囚われます。
(↑ 何を言っているのか全く伝わっていないと思うので・・・
さざえ堂について解説されているサイトを紹介しておきます → 和楽)
さざえ堂は、東北~関東にいくつか見られるそうです。
私は、小学校の修学旅行で、福島の会津さざえ堂に行ったことがありました。
その当時も、マジックハウスに入ったようで、とても面白かった思い出。
かなり強く印象に残っていたので、また入れて嬉しかったです。
■ 堂内
(※堂内は撮影禁止のため、またまた語彙力のない説明となります。)
堂内に入ると、上りの階段があるので、それをひたすら登って行きます。
黒い壁面には梵字が書かれているのですが、あまりにもスタイリッシュで、
まるで美術館にでも来たかのようでした。
特に何が見れるわけでもなく、とにかく階段を登って行きます。
最上階に着くと、聖観自在菩薩(鴨台観音)が、いらっしゃいました。
滝の壁画を背景に佇む観音様は、まるで宙に浮いているような。
とても美しい表情でした。
壁画は、千住博画伯の『滝』という作品だそうです。
作曲家の千住明さんの、お兄様なんですね。
ここからは、階段を下りて行きます。
下り階段は、赤・青・黄色・・・と、カラフルな壁面で、SFチックでした。
ここにも最上階と同じく、千住博さんの滝が描かれています。
『色滝』と言うそうです。
階段を下り終えると、お堂の裏手に出ました。
(こちらも、公式サイトで見ることができるので貼っておきます。)
中をめぐってから外観を見ると、構造がよくわかります。
格子の階が上り階段で、ステンドグラスのような階が下り階段ですね。
多分・・・。
構造の解説も読んで、子どもの頃よりは理解できていると思うのですが、、
入ってみると、やっぱり不思議です。
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