関東ぶらりん旅

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笠森観音 笠森寺(千葉県長生郡長南町) ~新車でドライブの旅 1/5~

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【2019/08/12 ぶら旅コース】
笠森寺玉前神社海鮮 海丸清水寺千葉寺

新車

今回も家族でお出かけ。

父が車を買い替えたので、車祓いをしてもらいました。

埼玉県のナンバーを引っさげて、千葉の神社まで行ってきましたよ。

遠っ!!!

 

車祓いの他に、ドライブ&御朱印集め&海鮮を兼ねた旅です。

 

 

笠森寺

参道

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まず訪れたのは、坂東三十三観音第31番札所『笠森寺』

ここまでの道中、雨がザーザー降りだったのですが、

駐車場に車を停めた瞬間、晴れ間が出てきました。



 三本杉

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参道の階段を登っていくと、道沿いにそびえ立つ『三本杉』

 

 

www.mi-cha34.com

三本杉といえば、先日参拝に行った『御岩神社』にもありました。

「夫婦杉はよく見かけるけど、三本杉は初めてだな~」なんて思っていたのですが、

こんなに早く再会するなんて。

 

 

 子授楠

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三本杉を過ぎて、山門も近くなった頃。

今度は、道を覆う、大きな楠木が現れました。

 

 

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木の根元には穴、そして穴に通ずるはしごがあります。

『子授楠』と呼ばれ、この穴を通ると子宝に恵まれると言われているそうです。

穴は若干小さめで、中肉中背の方がギリギリ通れるくらいでしょうか?

 

 

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穴の先では、子授観音様が微笑ましい表情で見つめています。

願いを込めてくぐれば、観音様がご縁を運んでくださるかもしれません。

私は子宝以前の問題(彼氏なし)なので、くぐりませんでしたが、、、泣

 

 

 山門

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 いよいよ、山門まで来ました。

 

 

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門の中には閻魔様、風神、雷神の像がありました。

 

 

 本堂

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【御本尊】
十一面観音(じゅういちめんかんのん)

【御由緒】
延暦3年(784)伝教大師最澄上人が楠の霊木で十一面観世音菩薩を刻み山上に安置し、開基されたと伝えられています。
(出典:公式サイト

 

 

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本堂は見上げるほど高い場所にありました。

 

 

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階段の入口で、用意されているサンダルに履き替え、上へ登ります。

 

 

 日本唯一の『四方懸造』

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ふと目を横にやると、このお堂は、こんなふうに建てられていました。

崖のふちに建てられた柱で、お堂を支えているようです。

こ・・・こわい!!!

 

 

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この建て方は『四方懸造(しほうかけづくり)』と言って、

日本で唯一の建造物なのだそうです。

 

 

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懸造とは日本独特の寺院建築で、崖や山の斜面に柱などを渡しお堂を建てるそうです。

写真は以前訪れた、千葉県館山市の『大福寺 崖の観音』

崖の中腹にお堂が建てられています。

崖にもたれるように建てられるのが、一般的な懸造なのだそうです。

 

笠森寺の場合、大岩の真上に四方を柱で囲うように建てられています。

 

 

 お堂からの眺め

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階段を登り切りました。

 

 

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階段を上がるとすぐのところに受付があるので、拝観料を支払います。

大人200円、子供100円です。

 

 

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お堂からの眺め。

ワンちゃんはお堂に入ることができないので、母と下でお留守番。

米粒に見えました。

 

 

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実を言うと、高所恐怖症の私です。

柵は低いし、廊下はギシギシ鳴るし・・・

正直、景色を楽しむ余裕なんて微塵もありませんでした。

 

 

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板の隙間からは下が覗けます。

お堂内部(撮影禁止)も同様、床は板1枚しかないようです。

 

ガクガクブルブルしながらお参りをし、

ガクガクブルブルしながら廊下を回り、

ガクガクブルブルしながら下りてきました。

 

こんなんだから、お堂の内部の記憶がまったくございません・・・。

 

 

 鐘撞堂

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山門付近にある『鐘撞堂』では、自由に鐘を鳴らすことができます。

私も「ゴ~ン」と鳴らしてきました。

鳴らしてみて気づいたのですが、私、鐘撞くの初めてかも。

 

 

  子育地蔵尊

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鐘撞堂の奥には『子育地蔵尊

子授観音や子育地蔵尊など、子どもに関する仏様が多くいらっしゃるようですね。

 

もし、将来結婚することになったら、また参拝に訪れるかもしれません。

 

 

御朱印

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御朱印は、お堂の受付でいただけます。

 

お寺用の御朱印帳を切らしていたので、御朱印帳もお願いしたところ、、、

御朱印帳は下の売店にあるので、そこで購入されてから・・・」

と言われました。

「まじですか・・・」

しかし、書置きもあるとのことで、それをいただくことに。

だって、1度下りて再びあの階段を登る気力ないもの(こわいから・・・)。

 

ちなみに、直書きが300円、書置きが400円と、金額が異なります。

 

 

  縁起家 古壷

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御朱印帳は、お堂の下『縁起家 古壷』さんに置いてあります。

なんでも、こちらに置かれている『黒招き猫』が有名なのだそうで。

金運・結婚運・子宝・合格・商売繁盛などなど様々なご利益があるそうです。

 

 

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種類が豊富な御朱印帳の中で、黒招き猫が描かれたものをチョイス。

「この店のオリジナルだよ」と店員さんに、すすめられました。

とても可愛らしい御朱印帳で、気に入ってます。

 

 

御来光の道(レイライン

おまけに、笠森寺のサイトで見て、気になったので紹介しておきます。

笠森寺は、『御来光の道』と呼ばれるレイライン上にあるそうです。

 

春分の日秋分の日に、太陽が通る道。北緯約35度23分を結ぶ直線上には、地理的な名所、歴史的な建造物が立ち並ぶ。

太陽が昇る東は、千葉県の玉前神社から、西は島根県出雲大社までを結ぶ線は、御来光の道(レイライン)として知られ神秘的なパワーをもたらすと言われています。

 

(右から)

  1. 玉前神社(千葉県)
  2. 笠森寺(千葉県)
  3. 寒川神社(神奈川県)
  4. 富士山(静岡県山梨県
  5. 七面山(山梨県
  6. 真清田神社(愛知県)
  7. 南宮大社岐阜県
  8. 息吹山(滋賀県
  9. 竹生島神社(滋賀県
  10. 元伊勢内宮皇大神社京都府
  11. 三徳三佛寺鳥取県
  12. 大山(鳥取県
  13. 出雲大社島根県

(出典:公式サイト

 

上記のポイントをマップに並べてみました。

本当だ!まっすぐだ!!!

意図的か偶然か・・・こういった謎の配置とか好きなんですよね。

ロマンを感じて。

 

春分の日秋分の日に参拝すると、ご利益が増すかもしれませんね。

 

 

 

 

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【大悲山 笠森寺】
所在地:千葉県長生郡長南町笠森302
アクセス:JR「茂原駅小湊鉄道上総牛久駅」よりバス「笠森」下車
拝観時間:8:00~16:30(4月~9月)、8:00~16:00(10月~3月)
拝観料:大人200円、小人(100円)
駐車場:有(50台)
御朱印:有(直書き300円・書置き400円)
御朱印帳:有(寺オリジナルではありません)
公式サイト:http://kasamori-ji.or.jp/
(※2019年8月12日現在の情報です。)

2019/08/12