関東ぶらりん旅

神社仏閣、B級スポット、ご当地グルメを楽しむ旅(散歩)

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報徳二宮神社・報徳博物館(神奈川県小田原市) ~幸せの四社巡り 7/11~

【2022/06/11 ぶら旅コース】
KOUJI SANDWITCH櫻木神社愛宕神社(平成30年参拝) → 大宮氷川神社

【2022/06/25 ぶら旅コース】
東京大神宮不二家

【2022/07/09 ぶら旅コース】
報徳二宮神社・報徳博物館きんじろうカフェ小田原城址公園鈴廣北条氏政・氏照の墓所  

 

小田原へ

幸せの四社巡りもついにラスト、神奈川県小田原市に行ってきました。
片道2時間以上の長旅でしたが、宇都宮線が神奈川の方まで延びてくれたので、1本で行けるのは助かります。
本当に便利になりました。

 

 

小田原といえば小田原城
駅を出るとすぐ、小田原城が見えました。

 

 

駅前には北条氏時代の初代城主、北条早雲の像。

 

 

それともうひとつ、二宮金次郎像があります。
小学校などでよく見かける像ですが、この二宮金次郎小田原市栢山の生まれなのだそうです。
今回訪れた神社は、その二宮金次郎をお祀りした神社です。

 

 

報徳二宮神社

 鳥居

小田原城内に鎮座する、報徳二宮神社

 

 

 二宮金次郎像(大人版)

鳥居をくぐると、大人になった二宮金次郎がお出迎えしてくれます。
薪は背負っていませんが、大人になってもなお、手には帳面と筆を持っています。
少年像ばかり見てきたせいか「あんなに小さかったのに大きくなって~」と、親戚のおばちゃんのような感覚になります(と言うには老けすぎかもしれませんが、、)。

 

 

 拝殿

【御祭神】
二宮尊徳翁(にのみやそんとく)

【御由緒】
明治27年(1894年)4月、福住正兄が中心となり、二宮尊徳翁の教えを慕う6カ国(伊豆、三河遠江駿河、甲斐、相模)の報徳社の総意により、尊徳翁を御祭神として、生誕地である小田原の小田原城二の丸小峰曲輪の一角に、神社が創建されました。
明治42年(1909年)本殿・幣殿を新築、拝殿を改築し、神苑を拡張し現在の社地への景観へ整えました。
平成6年(1994年)には創建百年記念奉告祭を斎行して今日に至っています。
社殿は神明造り。
なお、拝殿礎石は天保の大飢餓の際、藩主大久保公の命により尊徳翁が小田原城内の米蔵を開き、米が人々の手にわたったことにより、小田原11万石の領内から1人も餓死者をお出さずにすんだという、その米倉の礎石が用いられています。
(出典:パンフレット) 

二宮金次郎像はあまりにも有名ですが、「勉強熱心な少年」ということ以外、何をした人なのかは考えたこともありませんでした。
私が通っていた小学校には像すらなかったのでなおさらのことです。

二宮金次郎(尊徳は武士としての名乗り)は、江戸時代後期の農政家・思想家。
飢饉で荒廃した農村の再興などに尽力した人物で、その独自の方法と理念は「報徳仕法」と呼ばれ、明治以降の政財界に多くの影響を与えたのだそうです。

 

 二宮金次郎像(少年版)

境内にはおなじみの少年像もあります。
この像は昭和3年に作られたブロンズ像で、これと同じ像が全国の小学校に向けて約1000体製作されたそうです。
しかし、戦時中すべての像が供出に遭い、現在残っているのはこの1体のみとなってしまいました。

「ところで、なぜ薪を背負ってるの???」よくよく考えると意味がわかりません。
金次郎は比較的裕福な農家に生まれましたが、洪水によって田畑が壊滅し生活は一転。
まだ幼かった金次郎も、貧しい家計を助けるため働かなくてはなりませんでした。
山で薪を取っては、町で売る。
そして、わずかな時間でも無駄にせず読書に励む。
この像の姿は、そんな金次郎をイメージしたものなんだそうです。
結果、20代半ばで一家を再興、それ以降は各地の農村を救っています。
意味がわかると、像の見方も変わりますね。

 

 

その他境内

佐々井慎太郎歌碑・福住正兄翁頌徳碑

佐々井信太郎:生涯を報徳道の研究、実践、宣揚に努めた人。
福住正兄翁:祭神の四高弟の1人、神社創建の中心人物。

 

 

 神池

社務所で鯉のエサが売っているので、人が近寄るだけで口を開けた鯉が集まってきます。

 

 

御朱印

幸せの四社巡りの御朱印

 

 

これで4社すべて揃いました。
4枚並べると・・・

 

 

中央に四葉のクローバーが出現。

 

 

スタンプもコンプリートして、見事満願。

 

 

満願記念に、御朱印袋をいただきました。

 

 

こちらは通常の御朱印です。

 

 

報徳博物館

神社の近くに報徳博物館があったので、そちらにも立ち寄ってみました。
二宮金次郎の生い立ちや功績などが、パネルや遺品で紹介されています。

 

 

帰りに受付の方からたくさんの資料をいただきました。
時間があるときにじっくり読んでみようと思います。

 

 

博物館の金次郎は座って勉強していました。

 

 

 

 

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報徳二宮神社
所在地:神奈川県小田原市城内8-10
アクセス:JR「小田原駅」より徒歩15分
御朱印:有
オリジナル御朱印帳:有
駐車場:有
公式サイト:https://www.ninomiya.or.jp/

【報徳博物館】
所在地:神奈川県小田原市南町1-5-72
アクセス:JR「小田原駅」より徒歩15分
開館時間:9:30~16:30
入館料:300円(中学生以上)、小学生以下無料
休館日:水・木・金曜日、年末年始、不定
公式サイト:https://www.hotoku.or.jp/
(※2022年7月9日時点の情報です。)

東京大神宮(東京都千代田区) ~幸せの四社巡り 5/11~

【2022/06/11 ぶら旅コース】
KOUJI SANDWITCH櫻木神社愛宕神社(平成30年参拝) → 大宮氷川神社

【2022/06/25 ぶら旅コース】
東京大神宮不二家

【2022/07/09 ぶら旅コース】
報徳二宮神社・報徳博物館きんじろうカフェ小田原城址公園鈴廣北条氏政・氏照の墓所 

 

東京大神宮

 鳥居

幸せの四社巡りの3社目は、東京都千代田区飯田橋に鎮座する、東京大神宮です。
都内の格式高い神社、東京五社のひとつ。

私が初めて神社の御朱印をもらったのが、この東京大神宮でした。
それにちなんで、令和元年初日にも御朱印をもらいに来ています。
伊勢神宮出雲大社式年遷宮が重なった年には出雲大社東京分祀と一緒にめぐり、恋愛に悩んだ友人に付き添ってお参りに行ったこともありました。
ブログを書きながらそんなことを思い出し、結構な頻度で訪れていることに自分でもびっくりしてしまいました。

 

神門

こちらの神社は「縁結びの神様」として有名で、女性にとても人気があります。
この日も境内は女性の参拝客でいっぱいでした。

 

 

拝殿

【御祭神】
天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)
豊受大神(とようけのおおかみ)
天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
高御産巣日神(たかむすびのかみ)
神産巣日神(かみむすびのかみ)
倭比売命(やまとひめのみこと)

【御由緒】
江戸時代、伊勢神宮への参拝は人々の生涯かけての願いでした。
明治の新国家が誕生すると、明治天皇のご裁断を仰ぎ、東京における伊勢神宮の遥拝殿として明治13年1880年)に創建された当社は、最初日比谷の地に鎮座していたことから、世に「日比谷大神宮」と称されていました。関東大震災後の昭和3年(1928年)に現在地に移ってからは「飯田橋大神宮」と呼ばれ、戦後は社名を「東京大神宮」と改め今日に至っております。
現在広く行われている神前結婚式は当社の創始によるものであり、今も神前において伝統的な結婚の儀式を守り伝えております。
(出典:パンフレット) 

もともとはお伊勢参りに行けない人々が拝めるように建立されたようですが、日本で最初に神前結婚式が行われたことや、結びの神様がお祀りされていることから縁結びのご利益を求めて訪れる人が多くなったそうです。

拝殿でお参りをし、最後の一礼をして頭を上げると、目の前をアゲハ蝶が通りました。
そのアゲハ蝶が飛んでいく方向に目をやると、そこには花嫁さんが。
この日も結婚式が行われていました。
私も幸せな気持ちになりました。

 

 

境内

飯富稲荷神社

神門の並びに鎮座する、稲荷神社。
日比谷大神宮の頃には境内社として奉斎されていたお社で、明治時代に活躍した歌舞伎役者9代目市川團十郎が信仰していたことから芸能の神様としても知られています。

 

 

ハートマーク探し

「境内でハートマークを探すと御利益UP!!」なんて言われているとかいないとか・・・。
このハートマークは、東京大神宮だけではなく、あらゆる神社で目にします。
私も最初はハートだと思っていたのですが、これは『猪の目』といってイノシシの目をかたどったもので、魔除けの意味があるんだそうです。
それでも見つけると、なんとなく恋愛運UPしそうな気がしますよね。

 

 

御朱印

幸せの四社巡りの御朱印

 

 

スタンプも残り1社となりました。

 

 

こちらは通常御朱印
私が初めてもらった時の御朱印です。
『宮』の口と口の間にノが入らないのが正式なんだそうです。

 

 

この2枚は、令和元年初日に参拝したもの。
飯富稲荷神社の御朱印は、令和記念の限定御朱印だったと思います。

 

 

令和版の御朱印はもらうのに2時間くらい並びました。
ものすごい行列・・・みんな考えることは一緒ですね。

 

 

 

 

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【東京大神宮】
所在地:東京都千代田区富士見2-4-1
アクセス:JR・東京メトロ都営地下鉄飯田橋駅』より徒歩5分
御朱印:有
オリジナル御朱印帳:有
駐車場:無
公式サイト:http://www.tokyodaijingu.or.jp/index.html
(※2022年6月25日時点の情報です。)

大宮氷川神社(埼玉県さいたま市) ~幸せの四社巡り 4/11~

【2022/06/11 ぶら旅コース】
KOUJI SANDWITCH櫻木神社愛宕神社(平成30年参拝) → 大宮氷川神社

【2022/06/25 ぶら旅コース】
東京大神宮不二家

【2022/07/09 ぶら旅コース】
報徳二宮神社・報徳博物館きんじろうカフェ小田原城址公園鈴廣北条氏政・氏照の墓所 

 

大宮氷川神社

www.mi-cha34.com

東武野田線で、野田市駅から北大宮駅へ移動。
幸せの四社巡り2社目、大宮氷川神社に行きました。
神社の詳細は、以前記事にしているので↑↑↑のリンクよりご覧ください。
大宮氷川神社は約2㎞の長い参道がありますが、今回はショートカット。
最寄りの北大宮駅からだと、7~8分で着くことができます。

 

 

御朱印

幸せの四社巡りの御朱印です。

 

 

スタンプも2つ目ゲット。
社務所には、このスタンプの台紙を持っている人が結構いました。
スタンプを見るに、千葉・埼玉方面の人は私と同様、櫻木神社から始める人が多いようです。

 

 

旅の終わりに・・・

【ぶら旅メモ】
交通費:1741円
参拝費:3310円
飲食代:1360円
合計:6411円
歩数:12427歩

幸せの四社巡り、1日で2社めぐりました。
千葉県の櫻木神社と埼玉県の大宮氷川神社は同じ沿線上にあるので行きやすかったです。
残るは東京都と神奈川県。
これから暑くなるので、熱中症対策も考えなくてはいけませんね。

 

 

 

 

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大宮氷川神社
所在地:埼玉県さいたま市大宮区高鼻町1-407
アクセス:東武野田線北大宮駅』より徒歩7分
御朱印:有
オリジナル御朱印帳:有
駐車場:有
公式サイト:https://musashiichinomiya-hikawa.or.jp/
(※2022年6月11日時点の情報です。)

愛宕神社(千葉県野田市) ~幸せの四社巡り 3/11~

【2022/06/11 ぶら旅コース】
KOUJI SANDWITCH櫻木神社愛宕神社(平成30年参拝) → 大宮氷川神社

【2022/06/25 ぶら旅コース】
東京大神宮不二家

【2022/07/09 ぶら旅コース】
報徳二宮神社・報徳博物館きんじろうカフェ小田原城址公園鈴廣北条氏政・氏照の墓所 

 

 

愛宕神社

■ 鳥居

今回のぶら旅からちょっと外れますが、野田市愛宕神社も一緒にご紹介しておこうと思います。
櫻木神社兼務社となっており、櫻木神社ではこちらの御朱印もいただくことができます。
私がこの神社を知るきっかけになったのも、櫻木神社社務所
私「これから参拝に伺うので、先に御朱印をいただいてもよろしいですか?」
巫女さん「いいですよ。場所はどこどこになります。」
本当だったら順序が逆ですが、先に御朱印をいただいた後、この愛宕神社を参拝しました。
この時は車移動だったので、櫻木神社から10分かからない程度で行けたと思います。

 

 拝殿

【御祭神】
迦具土命(かぐつちのみこと)

【御由緒】
野田開墾の後、火の災難を防禦せんが為、山城國愛宕郡愛宕(現在の京都市右京区)の里からこの地に、迦具土命の御分霊を遷奉りて氏神とした。時に延長元年(923年)であります。迦具土命は雷神を祀り、防火を司る神様であります。依って野田郷開墾後、郷内に勢力を伸ばしはじめた土豪(農兵)等の間に争いなどがあり、山火事ばかりでなく兵火の心配も多く故に火伏の神を祀ったと伝えられています。
迦具土の「カグ」とは、火の輝くこと「ツチ」とはその霊力のことであり、この神名は火の輝くお力について言ったものであります。
また火霊神(ほむすびのかみ)とも言われ、火が万物を生み育てる力の根源である霊力を称えた名であります。
古代の農耕守護、五穀豊穣の神様であります。
他に、愛児(あたご)様と申しまして、安産、子供の成長、成育の神様でもあらせられます。
(出典:境内案内板) 
面長な社殿が特徴的で、妙な圧迫感を感じたのを覚えています。
手前の門は閉ざされており、その前でお参りしました。
 
 

 本殿

現在の本殿は文政7年(1824年)に11年の歳月をかけて再建されたもので、千葉県の有形文化財に指定されています。
大工の棟梁は、武州川俣村の三邑喜左衛門正利と野田町の荒川喜兵衛正幸、彫物師は上州勢多群花輪の石原常八主信と言われています。
常八は彫刻の技術に優れた人物で、関東一円に作品を残しているそうです。

本殿に施された透かし彫り。
天岩戸伝説などが描かれています。

 

御朱印

オレンジ色の鮮やかなご朱印は、櫻木神社にていただくことができます。

 

* * *

 

かなり広い敷地なので境内社や見所などもう少しあってもいいと思うのですが、写真がこれしか残っていませんでした・・・ごめんなさい。
再訪の機会があったら、追記したいと思います。

 

 

 

 

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櫻木神社
所在地:千葉県野田市野田725
アクセス:東武野田線愛宕駅』より徒歩5分
御朱印:有(櫻木神社にて)
駐車場:有
公式サイト:https://sakuragi.info/櫻木神社HP)
(※2018年11月14日時点の情報です。)

櫻木神社(千葉県野田市) ~幸せの四社巡り 2/11~

【2022/06/11 ぶら旅コース】
KOUJI SANDWITCH櫻木神社 愛宕神社(平成30年参拝) → 大宮氷川神社

【2022/06/25 ぶら旅コース】
東京大神宮不二家

【2022/07/09 ぶら旅コース】
報徳二宮神社・報徳博物館きんじろうカフェ小田原城址公園鈴廣北条氏政・氏照の墓所 

 

櫻木神社

 社標・鳥居

朝食に寄ったサンドイッチ屋さんから徒歩10分、櫻木神社に来ました。
ここは女性におすすめしたい、とてもかわいらしい神社です。

 

 

 参道

とても広い神社で緑も多く、とても気持ちの良い参道です。

 

 

 神門

櫻木神社の社名にちなんだ桜の社紋。

 

 

茅の輪

神門をくぐると、大きな茅の輪がありました。
これを見ると、夏が来たな~と思います。

 

 

 手水舎

手水鉢の水は空っぽで使用できないようでしたが、

 

 

手水舎の近くに水が流れるオブジェのようなものがあったので、ここで手を清めておきました。

 

 拝殿

【御祭神】
倉稲魂命(うかのみたまのみこと)
武甕槌命(たけみかづちのみこと)
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
伊弉冉尊(いざなみのみこと)

【御由緒】
当神社は社記によると、平安朝の仁寿元年(851年)に、大化の改新で活躍した大職冠藤原鎌足公五代の後胤で、冬嗣公の三男嗣良公がこの地に居を移した時、この処に櫻の美しい大木があり、公がこれの木のもとに神殿を建立したことにより古くより櫻の宮と称へられております。
その後、公の一族にあたる世良公の孫藤原則忠氏(高梨相模)が祭祀を継承したと伝えています。以来広大な御神徳により、広くこの地の開発の守護神として御神慮を示され、また野田市最古のお社としてその歴史を重ね、参詣する人みな朝に祈り、夕に感謝の誠を捧げて参りました。
当地御鎮座の後も
さくら咲く 櫻の宮に 詣(まか)づれば 大神の恵みいただき 大願開花
と、祈る者後を絶たず各地より多くの崇敬をあつめております。
(出典:パンフレット) 
 
 

境内社

日天社

参道沿いに鎮座する、日天社。
天照大神大国主命をお祀りしています。
創建は不詳ですが、江戸時代元禄年間の絵図にその姿が描かれているそうです。

 

 

 6社

こちらも参道沿いにある神社です。
鳥居をくぐると道がふたてに分かれ、それぞれ3柱ずつ石碑が祀られています。

 

 

雷神社(別雷命)、琴平神社(大物主命)、粟嶋神社(少彦名命

 

 

小御岳神社(磐長姫命)、浅間神社木花開耶媛命)、大杉神社(大己貴命

 

 

 音女稲荷神社

もともとは野田市内の音女通りの一角に祀られていた神社で、平成18年にこの地に遍座されたお社。

 

 

 菅原神社

天神様。

 

 

銭洗いのタノカンサー

銭洗い弁才天ではなく、銭洗いタノカンサー。
タノカンサーとは???
後で調べてみると、タノカンサーとは『田の神様』のことらしいです。
豊作を祈り、田んぼの近くに祀られていることが多いそうです。

「田の神は財運・宝運の守護神です」と書かれた札の裏には、稲荷大明神・辯財天・水神社の石碑がありました。

 

 

近くには、米俵に乗った大黒様。

 

 

反対方向から見た様子です。

 

池の中央には大黒様・・・?
お金を投げてこの台の上に落ちると、願いが叶うそうです。
私もやってみましたが、残念ながら水の中に沈んでしまいました。。。

 

 

 厄玉

子どもの頃、地面に〇を書いて遊んだ『ケンケンパ』
この遊びが、邪気や厄を払う遊びだったとは知りませんでした。

 

 

厄玉を持ち、踏み石に沿ってケンケンパ。

 

 

先まで行って厄玉をぶつけると、厄払いができるそうです。

 

 

 厠神社

この建物は神社ではなく、トイレです。
櫻木神社へ行った際は、必ずトイレにも寄ってください。
ちょっと面白い光景が見られます。

 

 

トイレの中にもお社があり、トイレの神様がお祀りされています。
そういえば昔、同じタイトルの曲がヒットしましたね。

 

 

埴山姫神(はにやまひめのかみ)と、弥都波能売神(みつはのめのかみ)の2柱が祀られています。
古くから厠を清潔にし厠の神を祀ると、美人になる・美しい子が生まれるとの言い伝えがあったそうです。
最近でも、トイレをきれいにすることで開運すると言われていますよね。
私も帰ってから、さっそくトイレ掃除をしました。

 

 

桜の木

櫻木神社というだけあって、境内には多くの種類の桜の木があります。

ソメイヨシノ
・ 山桜
・ 紅しだれ桜
・ マーコレイド桜
・ プリンセスみやび桜
・ 十月桜

確認しただけでも、これだけの品種がありました。

 

 

これは11月の参拝時に撮った十月桜です。
開花時期も様々なので、秋口から春まで桜の花を楽しむことができます。
(さすがに夏場は葉ばかりでした・・・)

 

 

御朱印

 幸せの四社巡り

今回参加している、幸せの四社巡りの御朱印です。
御朱印帳の見開きサイズです。

 

 

1社目では、御朱印とは別にスタンプの台紙もついてきます。
4つのスタンプを集めると、満願の証となります。

 

 

 通常御朱印

平成30年に訪れた時のもの。
この時はシンプルなものをチョイスしたようですが、櫻木神社は凝ったデザインの御朱印が多種あることでも有名です。

 

 

 厠神社の御朱印

トイレの神様御朱印です。
こちらも平成30年のもの。

 

 御朱印

御朱印帳がもう少しで終わりそうだったので、こちらで購入することにしました。
数種類ある中から、黒字に満開の桜の花が美しい『爛漫』を選びました。
「始印と色花印が押してあります。」と巫女さん。

 

 

始めのページには、始印。

 

 

2ページ目には、色花印。
水色で書かれた社名が、とても涼しげです。

 

 

境内のマンホールも御朱印帳と同じ柄でした。

 

* * *

 

平成30年にも訪れていた櫻木神社ですが、この時、兼務社愛宕神社も参拝していました。
愛宕神社御朱印櫻木神社で入手できるので、次回は今回のぶら旅からちょっと外れて、愛宕神社もご紹介しておこうと思います。

 

 

 

 

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櫻木神社
所在地:千葉県野田市桜台210-1
アクセス:東武野田線野田市駅』より徒歩10分
御朱印:有
オリジナル御朱印帳:有
駐車場:有
公式サイト:https://sakuragi.info/
(※2022年6月11日時点の情報です。)

前玉神社(埼玉県行田市) ~「鬼を取り去る!」鴻巣節分めぐり&鴻巣前玉三社めぐり 9/12~

【2022/02/05 ぶら旅コース】
三ツ木神社箕田氷川八幡神社大野神社鴻神社長木屋川幅日本一の標  → 木村屋製菓舗
【コースMAP:北鴻巣駅~鴻巣駅

【こうのす川幅グルメ紹介】
川幅とんかつ/やわらかとんかつ とん兵衛
川幅ケーキ/サッシーのぐち

【2022/05/22 ぶら旅コース】
前玉神社金沢製菓店さきたま古墳公園さんぽ道

【鬼退治三社(旧鴻巣三社巡り)一覧】
箕田氷川八幡神社(鬼)
鴻神社(鳥)
三ツ木神社(猿)
(※後に鴻巣三社は鴻神社が大野神社に変更)

鴻巣前玉三社巡り一覧】
三ツ木神社
大野神社
前玉神社

 

前玉神社

鳥居

鴻巣巡りから約3カ月後、行田市の前玉神社へ行きました。
鴻巣前玉三社巡り、残り最後の1社です。

前玉(さきたま)神社は、さきたま古墳群に鎮座し、『埼玉』という地名の発祥と言われています。

 

 

 参道

ここを訪れるのは3度目になるでしょうか。
今回は鴻巣前玉三社巡りの御朱印が1番の目的ですが、他にもこの神社で果たしたいことがありました。
それは、境内に暮らす猫に会うこと。
前玉神社は猫神社として有名で、毎月22日(猫の日)には限定御朱印が出ます。
前回の旅から3カ月も空いてしまったのは、忙しいこともあったのですが、22日の休日を狙ってたことも理由のひとつでした。

 

 

 手水舎

最近ちょっとずつ手水舎を開放している神社も出てきましたが、こちらではまだ使用禁止でした。

 

 

なんとなく手水鉢を覗いてみると、猫埴輪!!!
広大な古墳群を有する行田市ならではの演出です。
水に沈んだビー玉も涼し気ですね。

 

 

 浅間塚古墳

社殿はこのこんもりとした山の上にあります。

 

 

実はこの山も浅間塚という古墳です。
高さ8.7m、周囲92m。

 

この階段から古墳を登って行くのですが、人様のお墓を踏んでいいのかしら?と少し恐縮してしまいます。

 

 

見上げると、本殿の姿が見えました。

 

 

道なりに進み、長い階段を登ったら拝殿となります。

 

 

 拝殿

【御祭神】
前玉彦命(さきたまひこのみこと)
前玉比売神(さきたまひめのみこと)

【御由緒】
前玉神社は「延喜式」(927年)に載る古社で、幸魂(さいわいのみたま)神社ともいいます。700年代の古代において当神社よりつけられた【前玉郡】は後に【埼玉郡】へと漢字が変化し、現在の埼玉県へとつながります。
前玉神社は、埼玉県名の発祥となった神社であると言われています。
武蔵国前玉郡(むさしのくにさきたまのこおり)は、726年(神亀3年)正倉院文書戸籍帳に見える地名だと言われており、1978年(昭和53年)に解読された稲荷山古墳出土の鉄剣の銘文から、471年には大和朝廷の支配する東国領域が、北武蔵国に及んでいたのは確実であると言われています。
武蔵国の地元豪族が眠ると思われるさきたま古墳群の真上に建てられています。
(出典:公式サイト

一説には古墳時代(400年代後半~500年前半)の創建ではないかと考えられており、その名残としてお社は古墳群に向かって建立されているそうです。

 

 

境内社

 浅間神社

浅間塚古墳の中腹にある、浅間神社
富士浅間信仰が盛んだった頃、富士の行者が己の命の終わるとき、当所にのみ雪を降らすと言い残し、その予言通り6月1日の亡くなった日に雪が降り、これを奇異とした忍城主下総守氏長が、この地に浅間神社を祀ったという伝説が残っています。

 

 

 天神社・恵比寿様

前玉神社と浅間神社の間には、天神社(右)と恵比寿様が並びます。

 

 

 明治神社

古墳のふもとには、明治時代に埼玉地区の神16柱を合祀した、明治神社。

 

 

龍神

大きな池の中央には、龍神様が祀られていました。
柵の扉が閉まっており、中までお参りに行くことはできないようです。

 

 

さくら

境内を一回りし御朱印をいただきに社務所へ向かったところ、社務所の前に人だかりができていました。
なんだろう?と覗いてみると、いました!!!
私が会いたかった猫です。
かつお節をもらったようで、社務所のカウンターでおやつタイム。
過去2回も会えずにいたので、本当に嬉しい!

この子の名前は、さくらちゃん。
写真慣れをしているのか、おやつを食べながらも時折ポーズを取ってくれます。
他にも、ガガ・きなこDX・ミントの計4匹の猫がいるのですが、この日はさくらちゃん以外は姿を見せませんでした。

 

 

御朱印

鴻巣前玉三社巡り・満願御朱印

招き猫が描かれた、鴻巣前玉三社巡りの御朱印

 

 

これで三社すべての御朱印が揃いました。

 

 

3社目の神社で他2社の御朱印を見せると、満願札がもらえます。

 

 

毎月22日の限定御朱印

毎月22日は、猫の日にちなんで限定御朱印が出ます。
さくら・ガガ・きなこDX・ミントの4匹の印が、ローテーションで押されます。
和紙にも猫の透かしが入っていて、なかなかこだわった御朱印です。

 

 

今月はさくらちゃんの印。
肉球には桜の花が、、、かわいい。

 

 

さくらちゃんは、この日唯一出てきてくれた猫。
写真はたくさん撮らせてくれましたが、なかなか撫でさせてくれないクールなこです。

 

御朱印が入っていた袋には、さくらちゃんの取説が同封されていました。
確かに・・・猫パンチくらってる人を何人か見ました。笑

 

 

 通常御朱印

平成30年の参拝時にいただいた御朱印
当時はこの2種類しかなかったと思います。

 

 

 オリジナル御朱印

平成30年の参拝時に購入した、前玉神社のオリジナル御朱印帳です。
ビビット系とパステル系のカラーがあったのですが、私が黒を選ぶと「やっぱりハッキリした色の方がいいよね~!」と神社の方(宮司さんの奥様)に言われました。
この時オリジナル御朱印帳を作ったばかりで、表紙の色で宮司さん(パステル派)と奥様(ビビット派)で揉めたんだそうです。笑
現在はこれに加え猫柄の表紙の物もあったかと思います。

* * *

 

これにて、鬼退治三社(旧鴻巣三社巡り)・鴻巣前玉三社巡りが無事終了しました。
〇〇巡りというのは、終わった後の達成感がいいですね。
スッキリ厄落としできたような気分になります。

 

 

 

 

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【前玉神社】
所在地:埼玉県行田市埼玉5450
アクセス:JR「行田駅」より観光拠点巡回バス「前玉神社前」下車徒歩1分
御朱印:有
オリジナル御朱印帳:有
駐車場:有
公式サイト:https://sakitama-jinja.com/
(※2022年5月22日時点の情報です。)

鴻神社(埼玉県鴻巣市) ~「鬼を取り去る!」鴻巣節分めぐり&鴻巣前玉三社めぐり 4/12~

【2022/02/05 ぶら旅コース】
三ツ木神社箕田氷川八幡神社大野神社鴻神社長木屋川幅日本一の標  → 木村屋製菓舗
【コースMAP:北鴻巣駅~鴻巣駅

【こうのす川幅グルメ紹介】
川幅とんかつ/やわらかとんかつ とん兵衛
川幅ケーキ/サッシーのぐち

【2022/05/22 ぶら旅コース】
前玉神社金沢製菓店さきたま古墳公園さんぽ道

【鬼退治三社(旧鴻巣三社巡り)一覧】
箕田氷川八幡神社(鬼)
鴻神社(鳥)
三ツ木神社(猿)
(※後に鴻巣三社は鴻神社が大野神社に変更)

鴻巣前玉三社巡り一覧】
三ツ木神社
大野神社
・前玉神社

 

鴻神社

 鳥居

大野神社から徒歩15分、鴻神社へ。
鬼・鳥・猿の『鳥』にまつわる神社です。


 参道

こちらへは何度か訪れているのですが、ここ数年来ない間に驚くほど様変わりしていました。
以前はシンプルな境内だったのですが、ところどころに絵が施され、とてもアートな雰囲気になっていました。
これからご紹介する写真では、そのアートな部分にも注目してみてください。


 狛こうのとり

社殿の前には、狛犬ならぬ狛こうのとり
左のこうのとりは、たまごを温めているのでしょうか。かわいいですね。
こちらの神社には鴻巣の地名の由来となった『こうのとり』伝説が残っています。


鴻巣駅の前には、ヒナに餌を与えるこうのとりのオブジェがあります。


 拝殿

【御祭神】
素戔嗚尊(すさのおのみこと)
伊弉岐命(いざなぎのみこと)
伊弉冊命(いざなみのみこと)
速玉男命(はやたまのおみこと)
事解男命(ことさかのおみこと)
別雷命(わけいかずちのみこと)

【御由緒】
鴻神社は明治6年にこの地ならびに近くにあった三ヶ所の神社を合祀したもので、もとは鴻三社といった。三社とは次の神社である。

氷川社・・・鴻巣宿字本宮390番地(宮地5丁目)
鴻ノ宮氷川大明神あるいは端ノ宮(ハジノミヤ・ハタノミヤ)ともいい、鴻巣郷総鎮守として崇敬された古社であった。氷川社の神額は現在も鴻神社に残されている。
熊野社・・・鴻巣宿字本宮389番地(宮地1丁目)
熊野権現と称していた古社で氷川明神を端ノ宮と称したのに対し中ノ宮と呼んだ。合祀前は社地3000坪を有し、巨木におおわれた森林であったという。
竹ノ森雷電・・・鴻巣宿字東側2283番地(現在地)
雷電社は現在地に鎮座していたもので、「竹ノ森」の名があるように付近には竹林が広く存在し、巨木と竹林によって囲まれた古社であり、天明期には遍照寺(常勝寺末)持となり、鴻巣宿の鎮守として崇敬されていた古社であった。

現在の鴻神社社地は竹ノ森雷電社の社地だったもので、合祀決定後、社殿の造営が行われ、明治6年9月24日に社号を鴻三社と定めた。
明治35年から40年にかけてはさらに鴻巣町内に所在した日枝神社東照宮、大花稲荷社、八幡神社を合祀して明治40年4月8日、社号を鴻神社と改めて現在に至っている。
ここには鴻巣市文化財に指定されている『香具拾三組御定免』『議定書』『商人講中連名帳並焼印』等貴重な史料が残されている。
また、ここ鴻神社では10月14日の例大祭(おおとりまつり)のほか、酉の市や夏まつりなど様々な行事がおこなわれている。
(出典:境内案内板)

御祭神は、氷川社・熊野社・雷電社の神々が並びます。


 参道壁画

参道沿いの壁には、鴻三社それぞれの由緒や伝説が絵によって表現されていました。


<氷川社>
鴻の宮氷川明神とも呼ばれ、鴻巣郷総鎮守として広く崇敬を集めた古社でこの社に伝わるこうのとり伝説はよく知られるところです。
古墳時代末期の創建とされています。

こうのとり伝説>
昔々、この地に「木の神」と呼ばれる大きな木があって、里の人々はその木を神様の木として大切にしていました。ところがその木はお供えをしないと災いを起こすので、人々は困っていました。ある時、こうのとりがやって来てその大木に巣を作ってたまごを産みました。すると、どこからか大きなへびが出てきて、そのたまごを食べようとしました。それを見ていたこうのとりは、矢のように巣に舞い戻りそのへびと戦いになりました。
そうして、こうのとりはようやくへびを追い払いました。その後、この地には災いもなくなり平和な日々が続いたので、人々はその木の下にお宮をつくり、こうのとりのお宮「鴻の宮(こうのみや)」と名付け、この土地の守り神にしました。
そして、この地はいつのころからか、こうのとりが巣を掛けた所として「鴻巣(こうのす)」と呼ばれるようになりました。

 

<熊野社>
古くは、熊野権現と称した古社ですがその創建は不明です。
市内宮地の旧家深井家の記録に深井対馬守景吉が永禄4年(1561年)、紀州熊野に参詣して、その社地の霊土と御神燈をいただいて帰郷し、鴻巣宿の市神社及び熊野権現の社殿の下に霊土を埋めたとあります。



雷電社>
現在の鴻神社の地にありました。
竹林が多かったところから「竹の森雷電社」と呼ばれていました。
平安時代、都から東国へ下る高貴な女官が激しい雷雨にあって難儀し神に祈ったところ、この地に至ってぴたりと雷雨がやんだので、ここに社殿を建て雷電社をまつったという伝説があります。


境内社

鴻の宮

こうのとり伝説の祠。


鴻の宮内には、御神卵が。
前に来た時はなかったような・・・。
境内リニューアルとともに作られたものかもしれません。


鴻の宮の脇には、樹齢500年以上の大きな夫婦銀杏が立っています。


三狐稲荷神社

天狐・地狐・人狐の三狐をお祀りしています。
良い縁を結び、悪い縁を断ち切るという御利益があると言われています。
100年以上の歴史があるこのお社は、木材を一切使っておらず総銅造り。
現代の職人には再現が難しいそうです。


幸の宮弁天社

宝暦13年(1763年)に祀られたという弁天様。
お社の中には、大辯財尊天と刻まれた石碑が祀られていました。


宿神社

中山道鴻巣宿の宿場を守る神が祀られています。


参道には、中山道鴻巣宿の様子も描かれています。


疱瘡神

宿神社の手前には疱瘡神


 なんじゃもんじゃ稲荷

祠の後ろに立つ木は、なんじゃもんじゃの木。
白く美しい花を咲かせるとのことですが、冬だったので枝のみ。
何度か参拝に訪れていますが、花を見たことがありません。。。


 富士嶽神社



 合祀殿

須賀神社秋葉神社厳島神社三峯神社御嶽神社・蚕影山神社・稲荷神社


 庚申塔



 その他

この小さなお社は、どの神様が祀られているのかわかりませんでした。

その他境内

楽殿

楽殿にも、こうのとりの絵が描かれています。
中には大きな卵がありました。


ちなみに、これは2015年の時の写真。
この頃から、改装工事は始まっていたんですね。


お願いたまご

卵にお願いごとをかくと、こうのとりが幸せを運んでくれるかも!?


絵馬

絵馬のアーチ。
こうのとりということで、子宝や子育てのご利益を求めて参拝される方も多いようです。


御朱印

平成27年ver.

今回、鴻巣市内の神社4社をめぐりましたが、どこの御朱印も色鮮やかでデザインが豊富でした。
上の御朱印平成27年の参拝時にいただいたもの。
この頃はこのデザインの他にもう1種類あったかどうかでしたが、数年ぶりに再訪してびっくりするほど種類が増えていました。
近年の御朱印の進化は、目を見張るものがあります。


 令和ver.

数ある中かから、コウノトリが大きく描かれたこちらの御朱印を選びました。
よく見ると雪の結晶があるので、冬季限定でしょうか?


「鬼を取り(鳥)去る(猿)」鬼退治三社

左から鬼・鳥・猿が揃い、鬼退治三社コンプリートしました。
残すは鴻巣前玉三社の前玉神社のみ。
前玉神社は行田市になるので、また次回のぶら旅にてご紹介します。

* * *

鴻神社付近の道には、こうのとりのタイルがはめられていました。





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【鴻神社】
所在地:埼玉県鴻巣市宮本1-9
アクセス:JR「鴻巣駅」より徒歩8分
御朱印:有
オリジナル御朱印帳:有
駐車場:有
公式サイト:https://www.koujinja.or.jp/index.html
(※2022年2月5日時点の情報です。)

大野神社(埼玉県鴻巣市) ~「鬼を取り去る!」鴻巣節分めぐり&鴻巣前玉三社めぐり 3/12~

【2022/02/05 ぶら旅コース】
三ツ木神社箕田氷川八幡神社大野神社鴻神社長木屋川幅日本一の標  → 木村屋製菓舗
【コースMAP:北鴻巣駅~鴻巣駅

【2022/05/22 ぶら旅コース】
前玉神社金沢製菓店さきたま古墳公園さんぽ道

【こうのす川幅グルメ紹介】
川幅とんかつ/やわらかとんかつ とん兵衛
川幅ケーキ/サッシーのぐち

【鬼退治三社(旧鴻巣三社巡り)一覧】
箕田氷川八幡神社(鬼)
鴻神社(鳥)
三ツ木神社(猿)
(※後に鴻巣三社は鴻神社が大野神社に変更)

鴻巣前玉三社巡り一覧】
三ツ木神社
大野神社
前玉神社

 

大野神社

 社号標

箕田氷川八幡神社から歩いて30分、大野神社に到着しました。
三ツ木神社で勧められ急遽コースに加わった、鴻巣前玉三社めぐりの1社です。


 鳥居・参道

朱色の鳥居をくぐり参道を進むと、拝殿が見えてきました。

 

 拝殿

【御祭神】
須佐之男命(すさのおのみこと)
大國主命(おおくにぬしのみこと)

【御由緒】
風土記稿』大間村の項に「氷川社 村の鎮守なり、別当を本習院と云(以下略)」と載るように、当社は元来は氷川神社と称していた。それを大野神社と称したのは、明治40年7月18日のことで、同日に大字北中野字津門の村社津門社を合祀したことに伴うものであった。この氷川神社の由緒については、別当本習院の後裔で、神仏分離は復飾して神職に転じた吉田家が所蔵する社記「大間氷川大明神縁起」に詳しく、その要点をまとめると次のようになる。
当社は、天慶元年(938年)に、嵯峨天皇の末流の渡部仕が大己貴命の託宣によってこの地に社を造営したことに始まるもので、長元3年(1030年)には源頼義平忠常の謀反を鎮めるために戦いを何度も挑んだが勝利を得られなかったため、当社に獅子頭を掛けて願成ることを祈ったという。また、神力によって、天永元年(1110年)に沼(現在の逆川)に沈んでいた阿弥陀像を引き揚げ、正嘉年中(1257~59年)の干ばつには雨を降らせ、延元2年(1337年)には疫病を退散させるなど霊験あらたかであったが戦乱によって荒廃した。
社記の記述はここまでであるが、その後、村の再興と共に神社も再建されたようであり、『明細帳』には天保年中(1830~44年)及び明治11年に再建され、明治6年に村社になった旨が記されている。更に、平成5年には社殿が老朽化したため、再建が行われた。
(出典:境内案内板)

建立した渡部仕(源仕)は、箕田氷川八幡神社に祀られている渡辺綱の祖父にあたります。
明治40年、大間地区と北中野地区のお社が合祀された際、地名の大間と中野から一文字ずつ取り『大野神社』と改称されたそうです。

 

拝殿の手前には『叶』と書かれた大絵馬。
お願いごとがよく叶いそうな絵馬掛けです。


境内

 神楽殿

楽殿の床下に、1艘の木船がありました。
だいぶ古い物のようですが、何に使われていたのでしょうか?


 境内社

境内には石祠など境内社数社(社名不明)が並びます。


こちらのお社には、鯉の彫刻が施されていました。
ご朱印にも鯉の絵が描かれているのですが、神社と鯉の関係を調べてみてもわからず仕舞いでした。


木像のお社には、天井と壁が設けられています。


嵐神社

こちらの神社は、ジャニーズファンの聖地となっています。
嵐の大野君と同じ名前ということで、特に嵐のファンが集っているようです。
神社側もそれにちなんで、メンバーカラーの絵馬やお守りなどが置かれていました。
ちなみに、大野君は青だそうです。


御朱印

鴻巣前玉三社ver.

鯉があしらわれた、鴻巣前玉三社巡りの御朱印


 通常ver.

通常の御朱印
他にも毎月1日限定の御朱印もあるようです。





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【大野神社】
所在地:埼玉県鴻巣市大間2-11-16
アクセス:JR「鴻巣駅」より徒歩15分
御朱印:有
オリジナル御朱印帳:有
駐車場:有
公式サイト:http://oonojinja.jp/index.html
(※2022年2月5日時点の情報です。)

箕田氷川八幡神社(埼玉県鴻巣市) ~「鬼を取り去る!」鴻巣節分めぐり&鴻巣前玉三社めぐり 2/12~

【2022/02/05 ぶら旅コース】
三ツ木神社箕田氷川八幡神社大野神社鴻神社長木屋川幅日本一の標  → 木村屋製菓舗
【コースMAP:北鴻巣駅~鴻巣駅

【こうのす川幅グルメ紹介】
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【2022/05/22 ぶら旅コース】
前玉神社金沢製菓店さきたま古墳公園さんぽ道

【鬼退治三社(旧鴻巣三社巡り)一覧】
箕田氷川八幡神社(鬼)
鴻神社(鳥)
三ツ木神社(猿)
(※後に鴻巣三社は鴻神社が大野神社に変更)

鴻巣前玉三社巡り一覧】
三ツ木神社
大野神社
前玉神社

 

箕田氷川八幡神社

鳥居

三ツ木神社から歩いて20分、箕田氷川八幡神社に来ました。
鬼退治三社、鬼・鳥・猿の『鬼』にまつわる神社です。

参道

とても広い境内。
何年か前の節分に行った、鬼を祀る鬼鎮神社をイメージしていたのですが、特に鬼を感じさせることもない、至ってシンプルな神社です。

鬼鎮神社の記事はコチラから↓ ↓ ↓

www.mi-cha34.com



 拝殿

【御祭神】
須佐之男命(すさのおのみこと)
櫛名田姫命(くしなだひめのみこと)
大国主命(おおくにぬしのみこと)
応神天皇(おうじんてんのう)
神功皇后(じんぐうこうごう)
渡辺綱(わたなべのつな)

【御由緒】
氷川八幡神社は、明治6年、当時箕田郷内に祀られていた氷川社、八幡社など20余社のお社を併合して、箕田郷の郷社として八幡社のあった現在地に祀られたものである。
氷川社は、承平8年(西暦938年)清和天皇の孫である源経基が武蔵の国の国介になってこの地に赴任して統治した際、大宮の氷川神社から勧請(分けて祀ること)したと伝えられており、仲宿地内に祀られていた。
八幡社は、源経基の臣下であった源仕が経基と相談して、天慶4年(西暦941年)現在地に京都の石清水八幡宮から勧請したもので、仕の孫の渡辺綱によって神田(八幡田の地名あり)が寄進され再興されたものである。
仕は、嵯峨天皇のひ孫にあたり、平将門の乱藤原純友の乱の評定に武功をあげ、武蔵の国の国守に任ぜられてこの地に住んだものであり、綱は、丹波大江山に住む鬼を退治した逸話で有名な武将である。
ともに武勇に優れ、戦いの折はこの八幡社に祈願して武勲をたてたので、八幡社は後世、戦いの神様として近隣の崇敬を集めた。
(出典:境内案内板)

祭神の渡辺綱は、この地で生まれた平安時代中期の武将。
源頼光四天王の筆頭と呼ばれるほど武勇に優れ、京都の大江山での酒呑童子退治や一条戻橋での鬼婆の腕を斬り落とした話など、数々の鬼退治伝説が残ります。

「鬼にまつわる神社=鬼退治で有名な武将が祀られている神社」
ということだったんですね。
鬼・鳥・猿とめぐらなくても、この1社で厄払い効果がありそうです。笑

渡辺綱は渡辺姓の祖とされ、渡辺綱が建立した宝持寺(神社裏手)は「渡辺発祥の地」と言われているそうです。
全国の渡辺さんが参拝に訪れるのだとか。
「渡辺」と聞いただけで鬼が恐れるため、渡辺さんは豆まきをしないとも。


お賽銭箱には、渡辺姓の家紋がありました。


 箕田碑


社殿横には、この辺りの地域を治めていた嵯峨源氏の歴史が刻まれているという、箕田碑がありました。

 

境内

 神楽殿

 

 

 天神社

境内社の天神社。


御朱印

最後に御朱印です。
こちらも御朱印のデザインが豊富で長い時間悩んでしまいましたが、神社名と通称の2枚をいただくことにしました。


氷川八幡神社ver.

社名に刀と鬼がデザインされています。
笑顔の渡辺綱に焦る鬼・・・かわいいです。


 綱八幡ver.

一条戻橋で鬼婆の腕を斬り落とした綱の様子が描かれています。

 

 

 

 

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【箕田氷川八幡神社
所在地:埼玉県鴻巣市箕田2041
アクセス:JR「北鴻巣駅」より徒歩13分
御朱印:有
オリジナル御朱印帳:有
駐車場:有
(※2022年2月5日時点の情報です。)

三ツ木神社(埼玉県鴻巣市) ~「鬼を取り去る!」鴻巣節分めぐり&鴻巣前玉三社めぐり 1/12~

【2022/02/05 ぶら旅コース】
三ツ木神社箕田氷川八幡神社大野神社鴻神社長木屋川幅日本一の標  → 木村屋製菓舗
【コースMAP:北鴻巣駅~鴻巣駅

【こうのす川幅グルメ紹介】
川幅とんかつ/やわらかとんかつ とん兵衛
川幅ケーキ/サッシーのぐち

【2022/05/22 ぶら旅コース】
前玉神社金沢製菓店さきたま古墳公園さんぽ道

【鬼退治三社(旧鴻巣三社巡り)一覧】
箕田氷川八幡神社(鬼)
鴻神社(鳥)
三ツ木神社(猿)
(※後に鴻巣三社は鴻神社が大野神社に変更)

鴻巣前玉三社巡り一覧】
三ツ木神社
大野神社
前玉神社

 

鴻巣で節分めぐり

久しぶりの投稿となってしまいました。

繁忙期でブログもぶら旅もお預け状態の日々でしたが、何とか復活です。

復帰戦は、少し遡って今年2月のぶら旅のお話。

節分をちょっと過ぎた休日、埼玉県鴻巣市へ節分めぐりに行ってきました。

箕田氷川八幡神社・鴻神社・三ツ木神社。

この三社にはそれぞれ鬼・鳥・猿にまつわる由緒や伝説等が残り、

それを巡ることで「鬼(災い)を取り去る」と言われています。

 

スタートは北鴻巣駅

神社や観光・グルメスポットを巡りながら、お隣の鴻巣駅まで歩きました。

鬼→鳥→猿と順序よく行きたいところでしたが、徒歩なので高効率優先。

神社の方の勧めで、急遽「鴻巣前玉三社巡り」も追加されることとなりました。

 

 

三ツ木神社

 鳥居

北鴻巣駅から徒歩10分。

この旅の1社目は、三ツ木神社です。

鬼・鳥・猿の『猿』にまつわる神社になります。

大きな御神木が目印。

 

 

 御神木

物凄い存在感を放っている御神木の大欅。

境内側から見てみると、パックリと2つに割れ空洞になっていました。

この状態でも生きているなんて、大きさも生命力もド迫力です。

 

 

空洞の中には、朱色に染まった猿の姿が。

これは一体何でしょう?

 

 

 神門

社務所がある神門をくぐると拝殿になります。

 

 

神門で振り返ると、ちょうど真正面に大欅がありました。

 

 

 拝殿

【御祭神】
大山咋命(おおやまくいのみこと)

【御由緒】
当地は元荒川右岸の低地に位置している。三ツ木の地名は『埼玉県地名誌』によれば、村内に古木又は名木あるいは伝説・由緒を有する木が存していたことから生じたという。
当社は元は「山王権現」と号し、山王塚と称する小高い塚の大欅の下に祀られていた。この辺りでは最も高台であった山王塚には木々が鬱蒼と茂り、神霊が鎮まるにふさわしい場所であった。この塚からは金環や勾玉などが出土したことから古墳であったといわれている。
社伝によれば、元亀2年(1571年)織田信長比叡山焼き討ちで逃れた僧が日枝山王権現の心霊を奉持して諸国を巡り、天正年間(1573~92年)にこの地に至り、塚の上に瑞光を認めたことから小祠を建て、その神霊を祀ったのが当社の創建で、その後衰微したが、万治年中(1658~61年)に輪光院住職鏡尊上人が再興したという。
明治42年2月25日には、大字三ツ木字本村の村社氷川社と無格社天満社を合祀し、社号を三ツ木神社と改称して村社に昇格した。次いで、同年5月30日には、大字川面八幡の村社八幡社と大字中井字本村の村社稲荷社を合祀した。日枝社が無格社にもかかわらず、合祀の中心となった理由は、他の社よりも信仰があり、財産も多かったからであるという。これら一連の合祀に伴い、境内の配置も現在の形に改められた。
(出典:境内案内板)

御祭神のお使いが『猿』なんですね。

ちなみに、三ツ木は地名とありますが、現在は愛の町に変っています。

 

 

お賽銭箱の隣にも、猿の像がありました。

こちらの猿は、大欅の猿以上に真っ赤。

足元は粉のような物で埋まってしまっています。

 

 

御朱

朱色の猿の謎は、拝殿横に建つ眷属殿でわかりました。

 

 

御朱(ごしゅ)と言って、朱色の粉を自分の体の悪い部分と同じ場所に塗ると、

ご利益があるそうです。

病気や怪我以外に、お腹に塗ることで子宝に恵まれるとも。

かつては安産祈願に猿の像を1体持ち帰り、

無事に生まれると2体にして返すという風習があったそうです。

格子の奥には奉納された猿の像が山積みになっていました。

その数、6000体以上。

その内、御朱のお役目が回ってくるのでしょうか?

ちょっと窮屈そうでした。笑

 

 

境内社

本殿横に、氷川社。

 

 

御朱印

社務所御朱印をいただきました。

季節限定御朱印もあるのか、色鮮やかな御朱印の見本がズラリと並んでいます。

どれにしようか悩んでいたところ、

「いろいろ回ってるなら、鴻巣前玉三社にしたら?」

と神社の方に勧められました。

それを聞いても迷っていたら、

「三社巡ると、満願御朱印がもらえるから!」

と更に推され、結果、鴻巣前玉三社巡りの御朱印をいただくことにしました。

以前、三ツ木神社・鴻神社(後に大野神社に変更)・箕田氷川八幡神社の三社で、

鴻巣三社巡り』がありました。

同じように三社巡ると満願御朱印がもらえるものです。

昔のままなら「鬼退治巡り=鴻巣三社巡り」だったのですが、いつの間にか廃止。

三ツ木神社・大野神社・前玉神社(行田市)をめぐる、

鴻巣前玉三社巡り』になっていました。

神社を出てから鴻巣前玉三社のひとつ大野神社を検索してみたところ、

無理なくコースに組み込めそうだったので、急遽、大野神社も伺うことにしました。

 

 

 

 

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【三ツ木神社】
所在地:埼玉県鴻巣市愛の町169
アクセス:JR「北鴻巣駅」より徒歩10分
御朱印:有
オリジナル御朱印帳:有
駐車場:無
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(※2022年2月5日時点の情報です。)